アトム・ウィラード

1973年8月15日~
本名 Adam David Willard アダム・デイヴィッド・ウィラード

ドラムが壊れるんじゃないか!?と思わせるほど豪快なパワースタイル – The Offspring、Angels & Airwavesのドラマー

History

  • 1990~2000 Rocket The Cryptに加入し活動。後に脱退。
  • 2000~2003 Weezerのドラマーパトリック・ウィルソンとThe Special Goodnessを一時的に結成し活動する。
  • 2003 The Offspringに正式加入。
  • 2005 元Blink-182のトム・デロングらとAngels & Airwaves結成。
  • 2007 Angels & Airwavesでの活動が活発になりThe Offspring脱退。
  • 2009 Social Distortionに加入。後にスケジュールの都合により脱退。
  • 2011 Angels & Airwaves脱退が発表される。
  • 2011~ カナダのバンドDanko Jonesに加入。

ドラムプレイの特徴

アトムのプレイの特徴は何と言ってもドラムが壊れるんじゃないか!?と思わせるほど豪快なパワースタイル。スティックのエンド付近をグリップしているのでスティックを長く使っています。長く持つほど遠心力は有効に使えるので振りもとても大きくパワーも出るので音量はかなり大きいでしょう。

グリップはややフレンチ気味のアメリカンだと思われます。
また手首の回転をうまく使ってキレを出しています。タム回しなどの時に良く見られます。

豪快ですが指の動きに注目すると叩いた後にしっかりコントロールしています。
ビートやフィルはシンプルなスタイルですがAngels & Airwavesでは面白いビートやフィルを良く使っています。

ドラム・セッティング

イスは低めで膝が90度になるくらい。
ハイハットはThe Offspring時では頭の高さくらいAngels & Airwaves時では肩くらいの高さにセットされています。

OCDP(オレンジカウンティドラムアンドパーカッション)のドラムセットを好んで使っています。

The Offspring時まではハイハットは頭の高さ、イスは膝が90度より鋭角になるほど低く、ワンタムワンフロアのセットでしたがAngels & Airwaves時ではハイハットは肩くらいの高さ、イスはやや上がり90度くらい、ツータムツーフロア、シンバル類も増えバリエーションに富んだセッティングになっています。

※スネアは大体いつも膝よりやや上になるくらいでフラットにセッティング。シンバル類は常にストレートスタンドでフラットにセッティング、上部のシンバルワッシャーは外してネジを止めています。

ドラム動画


The Offspring / Can’t RepeatのPVです。
シンプルでパワフル!


コチラはAngels & Airwaves / Everithing MagicのPV。
Aメロのハイハットとバスドラのコンビネーションが面白いですね。
サビのフィルも味が出ています。


コチラもAngels & AirwavesからSecret Crowds。
一曲まるまるアトムだけ写してます。
なかなかこういうアングルは無いし勉強になります!