シンバルはドラマーにとって欠かせないアイテムの1つであり、メーカーやモデルが変わればドラムサウンドだけではなく、バンドサウンドにも大きな影響を与えます。数あるシンバルメーカーやモデルの中から、厳選してセレクトしたおすすめシンバルをハイハット、クラッシュシンバルなど種類別に紹介していきます。
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1:シンバルの選び方 ├ メーカーを選ぶ └ ドラムメーカー × シンバルメーカーの相性!? ├ シリーズを選ぶ └ 低価格シンバルシリーズに迫る! └ サイズを選ぶ 2:種類別シンバルおすすめ18選 ├ ハイハット ├ クラッシュシンバル ├ ライドシンバル └ ライドシンバルを土に埋めると音が良くなる!? ├ チャイナシンバル ├ スプラッシュシンバル └ その他シンバル └ 自宅での練習におすすめ!消音シンバル
シンバルに関しての知識が欲しいという方は、こちらの記事を事前に見ておくことをおすすめします。
初心者必見!シンバル基礎講座《シンバルの種類》
まずはシンバルの選び方紹介していきます。どういった基準で選べば良いのか分からない時は参考にしてみて下さい。
一番初めに考えることはどの「シンバルメーカー」を選ぶかです。現在世界には数多くのシンバルメーカーが存在します。著名なシンバルメーカーはヴィンテージ〜モダンまでラインナップしていますが、中にはどちらかに特化しているメーカーもあります。まずはおおよそのメーカーの違いを知りましょう。
多くのモデルをリリースしており、ヴィンテージ〜モダンまで対応できるシンバルをラインナップしているメーカーです。世界4大シンバルメーカーとも言われているため、この中から選べば間違いありません。
伝統的なシンバル作りを現代においても続けており、ヴィンテージサウンドに特化しているシンバルメーカーで。ジャズなどのジャンルに適しており、人気が高いです。
他メーカーに比べ比較的歴史の浅いメーカーを分類しています。ヴィンテージサウンドモデルもラインナップしていますが、近年の音楽に使用されることが多いため、こちらに分類しています。
どのドラムメーカーとシンバルメーカーの相性が良いのか判断が難しいですよね。結論、どの組み合わせでも問題ありません!好きなドラマーと同じ組み合わせにするのも良いですね。しかし相性というものは確かに存在しますので、ここでおすすめの組み合わせを少しだけ紹介します。あくまで一例なので自分の好きな組み合わせを見つけましょう。
メーカーがある程度絞れたら次は「シリーズ」を決めていきましょう。シンバルをセッティングする際に一番多いのが、シリーズを統一することです。同じメーカー、シリーズであれば音もまとまりやすく、ライブやレコーディング時のマイクを通したサウンドメイクも容易です。まずは基本のシリーズを決めて、スタンダードなシンバルを揃えてから他メーカーや他シリーズのモデルを取り入れていくのがおすすめです。ここでは「世界4大シンバルメーカー」の人気が高い、おすすめシリーズを紹介します。
「Zildjian」の中でもシンバルの基本と呼ばれる存在が、「A Zildjianシリーズ」です。シンバルの音の基準を作るにはこのシリーズが一番適しているため、購入しない場合でもサウンドはチェックしておいた方が良いでしょう。もしどのメーカー、シリーズにするか決められない際はこのシリーズをおすすめします。
Zildjian / A Zildjianシリーズを…
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「2002シリーズ」は現在まで続く「Paiste」のベストセラーシンバルです。70年代を象徴するシンバルの1つであり、明るく煌びやかなサウンドは、当時多くのドラマーを魅了しました。ポップス〜ハードロックまでほとんどのポピュラー音楽で使用できるオールラウンドなモデルです。
Paiste / 2002シリーズを…
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「MEINL」で最も人気のある「Byzance」シリーズの中で、最もスタンダードなのが「Traditional」シリーズです。伝統的なシンバルサウンドに個性が加わった、オールジャンル適応可能なシンバルです。MEINLから選ぶ際はこのシンバルを基準にすると良いでしょう。
MEINL / Byzance Traditionalシリーズを…
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「Zildjian / A Zildjianシリーズ」と共にスタジオやライブハウス常設シンバルの定番が「SABIAN / AAシリーズ」です。耐久性とパワーがあり、バンドサウンドでも埋もれることがなく、特にロック系のサウンドを求めている方におすすめです。
SABIAN / AAシリーズを…
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各メーカーから低価格なシンバルシリーズがリリースされていますが、音質や耐久性はどうなんでしょうか?低価格シリーズの多くは合金で作られた板から円形状に切り出したシートシンバルです。キャストシンバルを探している方は選択肢から外しておきましょう。しかし、どうしてもコストがかけられないという場合に選択肢に入ると思いますので、一部の低価格シリーズを紹介します。セットになっている場合が多いのでまとめて揃える場合はセットを購入しましょう。
Zildjian / Sシリーズを…
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SABIAN / B8Xシリーズを…
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Paiste / PSTシリーズを…
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MEINL / HCS BRONZEシリーズを…
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PLAYTECH / PCMシリーズを…
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最後のポイントは「サイズ」です。例えばクラッシュシンバルでもオーソドックスなサイズの16インチと18インチだけでなく、17インチや19インチといった奇数インチサイズも存在します。オーソドックスなスタイルにするのか、少し外してオリジナリティのあるセッティングにするのかドラマーとしての個性が現れる部分でもあります。ここではサイズの違いによる特徴を紹介していきます。
まずは各シンバルのスタンダードサイズを抑えておきましょう。サイズ選びに迷ったら以下のサイズを選んでください。
ハイハット | 14インチ |
クラッシュシンバル | 16インチ、18インチ |
ライドシンバル | 20インチ |
チャイナシンバル | 18インチ |
スプラッシュシンバル | 10インチ |
それではシンバルの種類別におすすめのモデルを紹介していきます。気になるモデルがあればそのシンバルのシリーズで揃えるのも良い選択です。サイズはご自身のプレイスタイルやジャンルに応じて選んでください。
※ここにあるモデルを全て組み合わせれば良いという訳ではありませんのでご注意下さい。
「Zildjian」ラインナップの中だけでなく、ハイハットの定番中の定番「A Zjildjian New Beat Hihat」はレスポンスが良く、粒立ちもしっかりしていて非常にバランスの取れたハイハットです。どのようなジャンルにもマッチしますので、オールラウンドなハイハットとしてどこでも活躍してくれます。12インチ〜15インチまでをラインナップしており、特に15インチを使用するドラマーは近年増えてきています。
サイズ | 型名 |
12インチ | NAZL12NB |
13インチ | NAZL13NB |
14インチ | NAZL14NB |
15インチ | NAZL15NB |
Zildjian / A Zjildjian New Beat Hihatを…
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激しいジャンルでも埋もれないサウンドが欲しい方は「Paiste / RUDE Hi-Hat」がおすすめです。レイジング加工が無く、ハンマリングのみで作られたハイハットは、パワーのあるアタック音と豊富な倍音で、ずっしりしたサウンドでビートを支えてくれるでしょう。ロックだけでなく、ハードロックやメタル、パンクやハードコアなど様々なジャンルにマッチしてくれます。更にルーズに攻めたい方は「Sound Edge Hi-Hat」がおすすめです。
サイズ | 型名 |
14インチ | RUDE Hi-Hat 14 |
RUDE Hi-Hatを…
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ハンドハンマリングによる、程よいサスティーンとダークなヴィンテージサウンドが持ち味の「MEINL / Byzance Jazz Hihats」は特にラテンやジャズなどと相性抜群です。ヴィンテージサウンドですが、モダンな楽曲ともマッチしますのでオールラウンドに使用することも可能です。厚さはシンのみでサイズは13〜15インチをラインナップしています。
サイズ | 型名 |
13インチ | B13JTH |
14インチ | B14JTH |
15インチ | B15JTH |
MEINL / Byzance Jazz Hihatsを…
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数あるクラッシュシンバルの中でも最もスタンダードなのは「Zildjian / A Zildjian Medium Clash」と言えるでしょう。スタジオやライブハウスなどで使用される定番モデルでもあり、それは世界水準となっています。アタック、倍音、サスティーンのバランスが良く心地よい響きはバンドアンサンブルでも馴染みやすい音色です。また、「A Zildjianシリーズ」にはシン、ミディアムシン、ロック、ファストなど個性に応じた厚さのバリエーションがラインナップされています。
サイズ | 型名 |
16インチ | NAZL16C.M |
18インチ | NAZL18C.M |
Zildjian / A Zildjian Medium Clashを…
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「SABIAN / AA Rock Crash」は明るくラウドなクラッシュシンバルです。厚みがありますので、ピッチは高く、サスティーンも長い、アンサンブルで埋もれにくいサウンドが特徴です。耐久性もあるため、パワーヒッターが使用しても簡単に割れることはありませんので、練習でも本番でもガッツリ叩きたい人におすすめのシンバルです。
サイズ | 型名 |
16インチ | AA Rock Crash 16 |
18インチ | AA Rock Crash 18 |
SABIAN / AA Rock Crashを…
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ヴィンテージサウンドを求めるなら「クラッシュライドシンバル」は欠かせません。「Istanbul Agop / Traditional Crash Ride」はレスポンスが早く、粒立ちのあるサウンドと開放的な力強いクラッシュサウンドが同居しているシンバルです。18インチはクラッシュシンバルの役割をメインに、20、22インチはライドシンバルの役割をメインとして使用するとバランスが良いでしょう。これだけでサウンドのバリエーションが倍増します。
サイズ | 型名 |
18インチ | 18″ Traditional Crash Ride |
20インチ | 20″ Traditional Crash Ride |
22インチ | 22″ Traditional Crash Ride |
Istanbul Agop / Traditional Crash Rideを…
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「Zildjian」の発展に多大なる貢献をした「ケロップ・ジルジャン」氏の名を冠したモデルが「KEROPE」です。製造はハンドハンマリングなど14工程にも及び、ハイエンドなモデルとなっており、そのサウンドはまさに王道。クラッシュ、ライドの概念は無く、全てのラインナップがクラッシュシンバルでもあり、ライドシンバルでもあります。ヴィンテージサウンドを求めている方は一度試す価値があります。個体差があるため、シンバル裏側に重さが記載されていますので選定の際は良くチェックしておきましょう。
ちなみに「K Zildjian」シリーズの「K」は「ケロップ」氏のイニシャルから名付けられています。
サイズ | 型名 |
18インチ | NKZLKR18C |
19インチ | NKZLKR19C |
20インチ | NKZLKR20C |
22インチ | NKZLKR22C |
Zildjian / KEROPEを…
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スタジオドラマーの中でも絶大な人気を誇る「ベニー・グレブ」氏のシグネイチャーモデルが「MEINL / Byzance Vintage Sand Ride」です。ダークでドライなサウンドはまさにヴィンテージですが、モダンキットとの相性も良く、オールジャンで使用できると言っても過言ではありません。タッチのニュアンスの違いを繊細に鳴らし分けてくれるライドシンバルです。クラッシュライドシンバルも同じくシグネイチャーモデルとしてリリースされています。
サイズ | 型名 |
20インチ | B20SAR |
22インチ | B22SAR |
MEINL / Byzance Vintage Sand Rideを…
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「Paiste / Giant Beat」はベストセラーモデル「2002」シリーズの元となったシリーズです。特に「LED ZEPPELIN」のドラマー「ジョン・ボーナム」氏が使用していた事が有名で、現在でも数多くのフォロワーが愛用しています。レスポンスが良く、クリアな粒立ちが特徴的ですが、同時に暖かみも感じられる様々な要素が詰まったライドシンバルであり、モダンミュージックにもマッチしてくれます。サイズはなんと26インチまでラインナップされています。
サイズ | 型名 |
18インチ | Giant Beat 18″ |
19インチ | Giant Beat 19″ |
20インチ | Giant Beat 20″ |
22インチ | Giant Beat 22″ |
24インチ | Giant Beat 24″ |
26インチ | Giant Beat 26″ |
Paiste / Giant Beatを…
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ヴィンテージ系のライドシンバルを初めてみた時「これ錆びてない?」と感じたことがある方は多いでしょう。これらは意図的に酸化させる「エイジング」加工が施されており、錆びているという感想は間違いではありません。では、なぜそんな事をするのか?答えは「音を良くする」ためです。
つまり、自分自身で手っ取り早く「エイジング」してしまおうというのが「土に埋める」という事なんですね。新品のシンバルでも使用していれば汗や手指の脂などが付着し、音が変わっていきます。クリーニングすると元に戻ってしまうため、そのままにしている方も多く、「育てる」と言われる事もあります。ライドシンバルにダークでドライなサウンドを求めているドラマーも多く、特にジャズドラマーはライドシンバルが命とも言えますのでこだわりを持っています。
※土に埋めるのはあくまで自己責任でお願いします。
「Paiste」の超ベストセラーである「2002」シリーズの「Novo China」はとても明るく爆発力のあるチャイナシンバルです。レスポンスも良いため、非常に使い勝手が良く、楽曲に効果的なアクセントをもたらしてくれます。ポップスからメタルまで多くのジャンルで使用されているチャイナシンバルの定番モデルです。ピッチを低くしたい場合は「Novo」ではなく、通常モデルもおすすめです。
サイズ | 型名 |
18インチ | 2002 Novo China 18 |
20インチ | 2002 Novo China 20 |
Paiste / Novo Chinaを…
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「RED HOT CHIRI PEPPERS」のドラマー「チャド・スミス」氏のプロデュースにより誕生したのが「SABIAN / AA Holy China」です。小さなO-Zoneホールを開けることで通常のチャイナシンバルよりもサスティーンが短く、よりエフェクティブなサウンドが特徴です。音抜けも良くバンドサウンドでも十分に効果をはっきしてくれます。余談ですが、名前の由来はアメリカの放送禁止用語からきているようです。
サイズ | 型名 |
17インチ | AA-17HC-B |
19インチ | AA-19HC-B |
21インチ | AA-21HC-B |
SABIAN / AA Holy Chinaを…
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日本フュージョン界を代表するバンド「カシオペア」のドラマー「神保彰」氏がプロデュースした「Hybrid」シリーズの中からは「K Custom Hybrid China」をおすすめします。トラッシーかつパワーがあり、サスティーンは短めと単発で使用しても刻んでも目立たせやすいサウンドです。17インチと19インチの奇数インチのみのラインナップも独特ですね。
サイズ | 型名 |
17インチ | NKZL17CHBCH |
19インチ | NKZL19CHBCH |
Zildjian / K Custom Hybrid Chinaを…
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オールラウンドに使用できるオーソドックスなスプラッシュシンバルが「Zildjian / A Csutom Splash」です。「A Custom」シリーズはZildjianの中でも明るく、モダンなサウンドが特徴であり、アタックとサウスティーンのバランスが良いため、どのようなジャンルにでもマッチしやすく、アクセントも際立ちます。10インチが最も使い勝手の良いサイズです。
サイズ | 型名 |
6インチ | NAZLC6SP |
8インチ | NAZLC8SP |
10インチ | NAZLC10SP |
12インチ | NAZLC12SP |
Zildjian / A Csutom Splashを…
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イタリアのシンバルメーカー「UFIP」は「FX Collection」と呼ばれるエフェクト系シンバルに特化したシリーズを持ち、中でも煌びやかなサウンドが特徴的な「Brilliant Splash」がおすすめです。倍音を含んだ綺麗なサスティーンが特徴であり、どのジャンルにもマッチしやすいサウンドです。アコースティックスタイルでも活躍してくれるでしょう。
サイズ | 型名 |
8インチ | FX-08BS |
10インチ | FX-10BS |
12インチ | FX-12BS |
※動画では「CLASS」とありますが、現在は「FX Collection」に名称が変更されています。品質は全く同じとなりますのでご安心ください。
UFIP / FX Collection Traditional Brilliant Splashを…
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日本が世界に誇るシンバルメーカー「小出」の「808」シリーズのスプラッシュシンバルは早いレスポンスと歯切れの良いアタックが特徴です。ヴィンテージキットにも馴染みやすいサウンドでジャズやR&Bなど多岐にわたるジャンルで活躍が期待できます。もちろんモダンサウンドにもマッチしますので、ロック系のバンドで使用するのも良いでしょう。
サイズ | 型名 |
8インチ | 808-8SP |
10インチ | 808-10SP |
小出 / 808 Splashを…
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「フラットライドシンバル」の元祖は1967年に誕生した「Paiste / Formula 602 Classic Flat Ride」です。カップが無い分クリアで粒立ちのあるタイトなサウンドが特徴であり、繊細なレスポンスはレガート奏法に適しています。ジャズ以外ではあまり使用する場面が無いかもしれませんが、機会があれば一度は叩いておいた方が良いシンバルです。
サイズ | 型名 |
20インチ | Formula 602 Classic Flat Ride 20 |
Paiste / Formula 602 Classic Flat Rideを…
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「SABIAN / AA China Splash」はスティックでもハンドでも演奏できる汎用性からセレクトしました。スプラッシュでは少し物足りない場合に使用すると効果的です。サスティーンは短めなのでビートの邪魔になることもありません。手で叩く際はシンバルを裏返しすることにより、レスポンスが早くなり、弱い力でも鳴らせるようになります。
サイズ | 型名 |
8インチ | AA-8CSP |
SABIAN / AA China Splashを…
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ライドシンバルのカップ部分がそのまま独立したような形状が特徴のベルシンバルのおすすめは「Zildjian / FX ZIL-BEL」です。明るくパワフルであり、埋もれがちなライドのカップ音を強調させることができます。サスティーンが長いため、バンドサウンドでも埋もれにくいサウンドです。6インチのスモールがローピッチ、9.5インチのラージがハイピッチとなっています。
サイズ | 型名 |
6インチ | NAZL6ZB |
9.5インチ | NAZL9.5ZB |
Zildjian / FX ZIL-BELを…
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シンバルは小さく叩いたとしてもかなりの音量が出てしまいます。良くあるゴムパッドでは練習にならない、、と感じる方におすすめなのが「消音シンバル」です。打感や音質はそのままに音量のみを低減するのが特徴であり、練習に適しています。ここではおすすめの消音シンバルを紹介します。
※あくまで通常のシンバルと比較して、となりますのである程度の音量はご了承ください。
この記事で紹介したシンバルはいずれも名機、定番品と言われるものですが、他にも良いサウンドのシンバルは多く存在します。最近ではオフィシャルサイトやYoutubeで視聴も可能なので、是非聴き比べをしてみて下さい。実際に試打出来る機会があるのであれば積極的に試して経験を積みましょう。
シンバルの売れ筋を…
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