RolandがDWの全株式を取得、グループ傘下へ[記事公開日]2022年9月12日
[最終更新日]2023年4月21日

9/12(月)ローランド株式会社は米国に設立予定の子会社を通じてDW社(Drum Workshop, Inc.)の全株式を取得することに両社が合意しました。

Roland Official Site

世界トップクラスのドラムメーカー2社

電子ドラムメーカーとして常に世界のトップを走っている「Roland」と、世界中で最も人気の高いアコースティックドラムメーカーの1つである「DW」の統合は新たなイノベーションをもたらすと予測でき、両社とも1972年に設立され、今年設立50年を迎えていることは運命的なものも感じます。DW社は多くのドラムメーカー子会社を持っており、今回の全株式売却は決してマイナスなイメージとは言えません。両社は電子ドラムとアコースティックドラムの融合という点で共通認識を持っていると発表されていますので、今後新しいドラムが開発されることは間違い無いでしょう。

Roland

1972年に静岡県、浜松市にて設立され、世界トップクラスの電子ドラムセールスを誇っているメーカーです。低価格帯からハイエンドモデルまで多岐にわたるラインナップとモデルチェンジの際の技術革新が特徴。電子ドラムだけでなく、ギターアンプやシンセサイザーなど電子楽器専門のメーカーとしても有名です。

DW

1972年に設立されたアメリカ、カリフォルニアにあるアコースティックドラムメーカー「DW」は世界中のドラマー達が憧れるメーカーの1つです。ドラムセットはもちろん、スネアドラムやキックペダル、ハードウェアなどどんなジャンルのドラマーにも対応できる豊富なラインナップを持っています。現在までに「Ovation Guitars」「Latin Percussion」「Toca Percussion」「Gibraltar Hardware」「KAT Technologies」「Slingerland Drum Company」「Gretsch Drums」を買収しています。また、「pdp(Pacific Drums and Percussion)」は廉価モデルを開発するために作られたDWの別名義ブランドです。

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