金属胴、特殊胴スネアドラムの選び方&おすすめ10選![記事公開日]2022年10月13日
[最終更新日]2022年10月13日

ドラムを始めた際に「マイスネア」の導入を考えるドラマーは少なく無いでしょう。この記事では「金属胴」そして「特殊胴」のスネアドラムに注目して選び方の解説とおすすめモデルを紹介していきます。後半では初心者から上級者まで「全てのドラマー」におすすめな10台をセレクトしましたので、是非参考にしてみてください。

「スネアドラム」の基本的な知識が欲しい方はこちらの記事を参考にしてください。
初心者必見!スネアドラム基礎講座《名称や素材、選び方》

木材を使用したスネアドラムの選び方はこちらをご覧ください。
木胴スネアドラムの選び方&おすすめ5選!

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1:金属胴、特殊胴スネアを選ぶ際のポイントは?金属胴金属胴シェルの構造は2種類金属ならではのシェル加工特殊胴 2:金属胴スネアに使われる金属一覧
スチール ステンレス ラディアロイ
アルミ ブラス コパー
ブロンズ ベルブロンズ ベルブラス
フォスファーブロンズ チタン
3:特殊胴スネアに使われる素材一覧
アクリル カーボン グラスファイバー
レジン ハイブリッド コンクリート
プラダン
4:フィニッシュ(塗装)によって音は変わる?金属胴特殊胴 5:金属胴スネアおすすめ5選Ludwig / SupraphonicLudwig / Black BeautyTAMA / NSS1455TAMA / STARPHONIC Bell BrassDW / Collector"s Copper 5:特殊胴スネアおすすめ5選Ludwig / VistalitePearl / Carbonply MaplePearl / Hybrid Exotic Kapur/FiberglassDW / EdgeDW / Concrete

金属胴スネアを選ぶ際のポイントは?

金属胴

「金属胴」のスネアドラムは素材が金属ならではの特徴があります。まずは、選ぶ際の重要なポイントを確認しておきましょう。

金属胴シェルの構造は2種類

「木胴」スネアには「ソリッド」「プライ」「ステイヴ」といった構造がありましたが、「金属胴」スネアの場合はシンバルのように「シート」と「キャスト」の2種類があります。ポピュラーなのは1枚の金属シートを丸めて接合し形作る「シート」で、繋ぎ目があることで倍音を抑え、鳴り過ぎないのが特徴です。型に金属を流し入れシェルの形に削っていくのが「キャスト」(シームレスと呼ぶ場合もあります。)で、繋ぎ目が無い分、金属のポテンシャルをそのまま鳴らすことができパワーがあります。比較的3mmなど厚めのシェルに使われることの多い製法です。

金属ならではのシェル加工

金属スネアには木材ではできない特殊な加工が施されることがあります。見た目だけでなくサウンドにも影響を及ぼす加工ですので把握しておくと良いでしょう。

ハンマリング

シンバルの加工を思い浮かべると分かりやすいのが「ハンマリング」です。シェルに凹凸をつけることで、スネア内部の振動が通常のシェルよりも複雑に反響し、豊かな倍音を生み出しますが、サスティーンは短くなるという効果があり、ダークかつドライなサウンドになる傾向にあります。気に入った素材の中でもう少し違いが欲しい時に選ぶと良いかもしれません。

ビード

シェルに帯状の凹凸をつける「ビード」加工は、余分な倍音を無くし、タイトなサウンドに仕上げることができます。凹んでいるもや膨らんでいるもの、2本帯、入っている位置など各メーカーやモデルによって異なります。

その他

その他にもシェルに特殊な模様を施した「ダイヤモンド・プレート」加工(TAMA / LU1465N)や「ローレット」加工(DW / Collector’s Knurled Bell Bronze)などの細かい加工が施されているシェルも存在します。これらはサウンドへの影響もありますが、主に見た目のインパクトを強化していると思われます。

特殊胴

「特殊胴」のスネアドラムは「素材」の要素が大部分を締めています。全てのスネアドラムに共通するポイントを抑えておきましょう。

基本的なシェル構造の違いはこちらの記事を参考にしてください。
初心者必見!スネアドラム基礎講座《名称や素材、選び方》

金属胴スネアに使われる金属一覧

「木胴」スネアほど種類は多くありませんが、金属同士を配合して作ることがあるのも「金属胴」スネアの特徴です。木胴スネアよりも違いが分かりやすいため、初心者でも自分好みのスネアドラムを見つけやすいかかもしれません。

スチール

「スチール」は鉄に炭素を加えた「鋼」であり、強度と加工性に優れた合金です。コストも比較的かかりにくいため、各メーカーでも多くラインナップされており、特に初心者向けスネアドラムに採用される傾向にあります。金属らしいストレートに抜ける明るいサウンドが特徴で、チューニングもまとめやすく、扱いやすいのもおすすめできるポイントです。

主なモデル:Pearl / Sensitone、TAMA / NSS1455など


スチールのスネアドラムを…
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ステンレス

「ステンレス(ステンレススチール)」は腐食耐性のあるクロムを10.5%以上含んだ「スチール」を指します。スチールはサビに弱く、メッキ加工がほぼ必須のため、より純粋な「スチールサウンド」を求めるならこちらをおすすめします。明るくストレートに抜ける特性はスチールと同じですが、よりパワフルなサウンドが特徴です。

主なモデル:YAMAHA / Recording Custom Stainless Steel、Ludwig / Heirloom Stainless Steelなど


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ラディアロイ

「ラディアロイ」は正確に言うとクロームメッキを施した「アルミ」ですが、「Ludwig」が1960年代にこの名称で売り出し、世界的に有名になったため分類してあります。金属胴スネアを語る上で決して欠かせない存在でもあります。「Supraphonic」「Super Sensitive」の2シリーズがラディアロイシェルらしいまとまりの良い圧倒的な抜けが特徴なスネアドラムです。

主なモデル:Ludwig / Supraphonic & Super Sensitive


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アルミ

「アルミ」は軽銀とも呼ばれることからとても軽い金属で、加工もしやすく強度も低くないため、多くのメーカーがラインナップしています。明るく抜けが良く、タイトなサウンドが特徴です。倍音が少ないため、チューニングがしやすかったり、持ち運びの良さなど実用的な面で活躍する機会が多いスネアドラムと言えるでしょう。スネアドラム選びに迷った時は選ぶことをおすすめします。

主なモデル:Ludwig / Acrolite、DW / Collector’s Aluminumなど


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ブラス

「ブラス」は最も人気の高いメタルシェルの1つであり、銅と亜鉛(20%以上含有)の合金で「黄銅」や「真鍮」とも呼ばれます。加工性、耐久性ともに高いため、古くからスネアドラムの素材として使われてきました。1番の特徴は豊かな倍音であり、明るいだけでなくファットなサウンドが持ち味と言えるでしょう。初心者には少しチューニングが難しいかもしれませんが、使いこなせれば大きな戦力となるスネアドラムです。

主なモデル:Ludwig / Black Beauty、YAMAHA / Recording Custom Brassなど


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コパー

「コパー(カッパー)」は純粋な「銅」であり、加工性や耐食性に優れています。他の金属に比べるとスネアドラムに使用されることはあまり多くはありませんが、柔らかく重い金属ということもあり中低域が強く、ダークで太いサウンドを求めている方におすすめです。木胴か金属銅どちらにするか迷っている方は候補に入れてみてください。

主なモデル:DW / Collector’s Copper、TAMA / Starphonic Copperなど


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ブロンズ

「青銅」とも呼ばれる「ブロンズ」は銅と錫(3%以上)の合金であり、特性は「コパー」と「ブラス」の中間に位置します。豊かな中低域からくるダークなサウンドはやや「コパー」よりと言えますが、その中にも華やかさがあります。個性的なサウンドを求めている方にはおすすめな素材の1つです。


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ベルブロンズ

実は「ベルブロンズ」と呼ばれる金属は存在せず、各メーカーがつけたオリジナルの金属名称といえます。(上記のラディアロイと同様です。)「ベルメタル」とも呼ばれることがあり、ベルやシンバルに使用される合金という意味を持っています。「ブロンズ」よりも錫の含有率が高く、金属銅の中でも最もパワーのあるスネアの1つです。「キャストブロンズ」と呼ばれることもあります。

主なモデル:SONOR / Bell Bronze、DW / Collector’s Knurled Bell Bronzeなど


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ベルブラス

「ベルブラス」も「ベルブロンズ」と同じくオリジナル名称ですが、知名度が高いのはこちらの名称と言えるでしょう。ベルブロンズにも言えますが、シェルが3mmほどの分厚さで作られていることも特徴の1つであり、非常にパワーのあるスネアとなっています。このベル系シェルは見た目も黄色からオレンジと幅広く、名前の由来は各メーカーの金属配合比率に秘密があるかもしれません。

主なモデル:TAMA / Starphonic Bell Brass、Gretsch / USA Bell Brassなど


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フォスファーブロンズ

「フォスファーブロンズ」はアコースティックギターの弦などにも使用されていますが、「青銅」に「リン」を混ぜて作られた「リン青銅」という合金です。強度や加工性が高くなり、通常の「ブロンズ」よりも「ブラス」に近付いた明るく抜けるサウンド特性を持っています。中低域もしっかり出ているため、オールラウンドに使用できるスネアドラムとしておすすめできます。

主なモデル:Gretsch / USA Phosphorus Broze、SAKAE OSAKA HERITAGE / Japan Custom Phosphor Bronzeなど


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チタン

「チタン」は硬く耐久性の高い金属として知られており、サウンドはパワータイプと思われがちですが、実は高音から低音まで倍音の豊富な特性を持っています。加工がやや難しいため、生産するメーカーは多くありませんが、1台持っているとマルチに使用できるスネアの1つです。レスポンスの速さ、アタックのキレ、豊かな倍音を持ち、アンサンブルでも埋もれず、レコーディングにもおすすめです。

主なモデル:Dunnet / Classic Titanium、Kitano / Titaniumなど


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