この記事では2023年5月に国内で発売(または取り扱い)が開始された新製品やドラム関連のニュースなどをまとめて紹介していきます。
MENU
電子ドラム関連 ドラムセット スネアドラム シンバル キックペダル ハードウェア パーカッション ドラムスティック アクセサリー その他
「Pearl」と「KORG」の共同開発により誕生したハイブリッド・ドラム「e/MERGE」に「22″BD Kit」の追加が発表されました。18″のバスドラムを採用していた従来のモデルよりも、スタジオやライブハウス等で使用するスタンダードなサイズで、e/MERGEを楽しめるようになります。ハイハットスタンド、キックペダル、ドラムスローンが別売りの「EM-5422HB e/HYBRID Components」とそれらが付属している「EM-5422HB/SET e/HYBRID Complete Kit」の2機種が7月中旬に発売予定です。
韓国ソウルを拠点に活動しているプロデューサー「Lionclad」氏によって作られたサンプル・コレクション「Messy Samples by Lionclad」がリリースされました。卓越したフィンガー・ドラム・テクニックによってローファイなバックビートやヒップ・ホップ・サウンド個性あふれるビートで構成されており、64種類のワンショット・サンプルとループが含まれています。更に音楽教育を提供している「Melodics」との提携により、「SP-404MKII」を使用してのフィンガー・ドラム・テクニックを磨くための無料レッスンが2つ用意されています。
※現時点では英語のみでのサービスとなっていますので、ご注意ください。
「Pearl」は「HIGHEND Reimagined(ハイエンドの再構築)」をテーマに4機種のドラムセットを発表しました。シェル鳴り、サスティーンを最大限に生かすために新開発された「R2 AIR」サスペンション・システムを採用したタムマウントと、あらゆる角度に、簡単に調整が可能なLロッドアームを採用したタムホルダー「GYROLOCK-L」を搭載しています。タムやバスドラムなど、ドラムの種類によってメイプル、バーチ、マホガニーの組み合わせを変えてシェルを作り出した「Reference One」、メイプルとガムウッドを組み合わせた「Masters Maple Gum」、100%メイプルシェルの「Masters Maple」、100%メイプルシェルにメイプル・レインフォースメントを装着した「Masters Maple Pure」の4種類(フィニッシュは39種類、新たに#859 Putty Grey、#886 Deep Redburst、#855 Black Oyster Swirl、#856 Red Oyster Swirl、#857 Sunburst Redstripe、#858 Kobalt Blue Fade Metallic、#885 Cherry Amber Fadeが追加されています。)から選ぶことができます。
1985年に発表された「Professional Series MLX」を現代に蘇らせたモデルとして「Professional Series PMX」も発表されました。6プライのメイプルシェルによってアタックの効いたオールジャンに対応できるサウンドを持っており、コストパフォーマンスにも優れているため、初めてアコースティックドラムセットを購入する際にもおすすめな1台です。ドラム類は個別でオーダーもでき、バスドラム(22″ × 18″)、タムタム(10″ × 7″,12″ × 8″)、フロアタム(16″ × 16″)、タムホルダー(TH-1030I/C)がパッケージされた「PMX924BEDP/C」の購入も可能です。フィニッシュは#102 Natural Maple、#103 Piano Black、#110 Sequoia Red、#448 White Marine Pearl、#883 Matte Mocha Swirlの5カラーがラインナップされています。
レジェンド・ドラマーの1人である「デニス・チェンバース」氏の新しいシグネイチャー・スネアドラムが「Pearl」から発表されました。トップとボトムで異なるラグ配置(本数)による”マルチ・ラグ・デザイン”を採用しており、クリアでタイトな高音域が持ち味のスネアドラムです。シェルは4プライメイプルに同じく4プライメイプルのレインフォースメントを装着し、低音域の重厚さも併せ持っています。さらにリムショット時にパワフルなサウンドが得られる”マスターキャストフープ”や3つのスナッピーをそれぞれ調整することができる”シンフォニックストレイナー”(SR-300)の搭載によって、幅広いサウンドメイクの可能性を秘めた、まさにオールラウンダーな仕様です。
「CANOPUS」からは「東京事変」のドラマーであり、数多くのアーティストと共演している「刄田綴色」氏のシグネイチャー・スネアドラムが発表されました。人気を博している”ロックのために設計された”「Type-R」シリーズがベースとなっており、黄色と紫の個性的なカラーリングが特徴のシェルには8プライ(6.5mm)のイエロー・バーチを採用し、「刃」シリーズでもお馴染みの”Japanese Sword Lug”(Red Lock × 4)や”Vintage Snare WIre 16″(CPSL-14DR16)の組み合わせによるタイトでマイク乗りの良いサウンドは、歌モノやロックまで幅広く使いやすいスネアドラムです。6/1から12月末までの期間限定発売となっており、初回ロット限定で後日発売が予定されているシグネイチャードラムスティックが付属します。
「Gretsch」が発売した「マイク・ジョンストン」氏の愛用するドラムセットと同じブルーグラスフィニッシュを採用した限定カラーモデル「GAS5514-STBG」が国内でも僅かに流通が開始されました。(USA市場向けに50台限定で発売。)マイク氏がこだわった45°ベアリングエッジを採用した6プライメイプル&ポプラシェルは内側にシルバーシールが施され、8本のチューブラグやラウンドバッジなどサウンドから見た目までヴィンテージなテイストが感じられます。また、チューニングレンジも広く、抜けも良いため、様々なジャンルに対応できるスネアドラムとなっています。
人気の高いベルブラス・スネアドラムの1つ「Gretsch / BELL BRASS」に深さ5″のモデル「G4160BBR」がラインナップに加わりました。3mmに鋳造されたベルブラス・シェルによるパワフルさはもちろんですが、立ち上がりの良い太いサウンドは木胴スネアのような深みや温かみも感じることができます。既存モデルのG4169BBR (深さ6.5″)よりもチューニングでまとめやすいので様々な場面で扱いやすいスネアドラムといえます。
「Zildjian」のコストパフォーマンスに優れた「S Family」シリーズからドライでダークなサウンドが特徴的な「S DARK CYMBAL PACK」が登場しました。ランダムに施されたハンマリングと手作業による独自のフィニッシュにより、サスティーンをカットしたレスポンスの良さが特徴であり、ファンクや手数の多いドラムフレーズに求められるタイトなサウンドが欲しい方や個性的な見た目やサウンドを求めている方におすすめなシンバルです。14″ハイハット、16″クラッシュ、18″クラッシュ、20″ライドシンバルのセットパッケージとなっています。
高速ツーバスドラマーの1人である「ジョージ・コリアス」氏との2年に渡る共同開発により誕生した「Pearl / Demon Drive XR Machined Pedal」は、”スピード・リバウンド・精度”の3つを高いクオリティで実現させたスピード・ドラマーのためのキックペダルです。”X-Treme Rebound”(究極のリバウンド)を実現させるために開発された”エクストリーム・スプリング”を標準装備し、スムーズなアクションを可能とした”Direct Link Drive”を採用、Pearl独自の”NiNjA Low-Friction”ベアリングを搭載することにより、今までのキックペダルにないスピード感とコントロール性能を持っています。シングルペダル(P-3500D)、ツインペダル(P-3502D)がラインナップされています。
「Demon Drive XR Machined Pedal」用に開発されたビーター「B-350XR」も同時に発表されており、別途購入可能となっています。
最もポピュラーで多くのドラマーに愛用されているドラムスローンの1つ「TAMA / HT230」により低いセッティングが可能となる「HT230LOW」がラインナップに追加されました。三脚部とシートの形状が変更され、従来モデルの高さ調節幅が46cm〜66cmに対しては37.4cm〜51.9cmとなっています。微調整がしやすい椅子として活用できますので、ドラマー以外にもおすすめできるドラムスローンです。
「CANOPUS / CSS-HL」は74cm〜40cmまでの高さ調整が可能な立奏、座奏兼用のスネアスタンドをリリースしました。高い汎用性を持っているだけでなく、収納時には52cm、2.6kgとコンパクトかつ軽量なスネアスタンドとして持ち運びにも最適です。立奏用と座奏用で2本スネアスタンドを用意していたドラマーとっては1台にまとめることができるおすすめなアイテムです。
「Pearl / HIGHEND Reimagined」で発表されたタムスタンドは個別でも購入することが可能です。自由自在にタムタムをセッティングできる”GyroLockティルター”を採用した「T-1035」、12.7mm径のLロッド・タムホルダー”GyroLock-L”を採用し、自由自在かつ操作性と耐久性の高さを兼ね備えた「T-1035L」、”Uni-Lockティルター”により180°無段階に角度調整が行える「T-935」の3種類がラインナップされています。
ABS樹脂で作られた高い耐久性と伝統的な作りが特徴のボンゴ「HB50」にGlacier Blue、Electric Coral、Creamsicleの3カラーが追加されました。
内部に入れることでカウベルをミュートすることができ、ドライでヴィンテージなサウンドを得られるクッションが発売されました。約32gのMedium (MPCC-M)、約70gのLarge(MPCC-L)がラインナップされています。
「MEINL」のヒーリング楽器をラインナップしている「Sonic Energy」に新たな製品が追加されました。
パーカッションメーカー「LP」は3/8″〜1/2″のアームに取り付けることのできるブラスシェルのティンバレスを発表しました。「Prestige timbales」がもととなっており、トップチューニング・システムによってスピーディに調整ができ、明るく豊富な倍音を持つサウンドはドラムセットの中に組み込んでも埋もれることはありません。アクセントとしてパーカッションを取り入れたい方にもおすすめなティンバレスです。「LP6513-B(13″)」と「LP6514-B(14″)」の2サイズから選ぶことができます。
「LP」はプエルトリコの伝統的なリズムと文化に敬意を表した民族楽器を提供するため「PANDERO DE PLENA」を開発しました。ドリアン材から製作されたパンデイロは伝統を忠実に再現したリムや本皮のヘッド、直径5/16″のJフック・テンションロッドが装着されています。サイズも伝統にのっとり「Requinto(LP5010)」「Punteador(LP5012)」「Suguidor(LP5014)」
「Unlucky Morpheus」をはじめ様々なバンドで活躍している「FUMIYA」氏のシグネチヤードラムスティックが発売されました。ヒッコリー材で作られた40.6cm × 14.5mmの5Bサイズで、オーバル形状のナイロンチップを採用しています。テーパーの短さが特徴で、遠心力を最大限に生かし、ハードかつスピーディにプレイすることのできるドラムスティックです。
FUMIYAモデルを…
R楽天で探す YYahoo!ショッピングで探す Sサウンドハウスで探す Aアマゾンで探す
「X JAPAN」のドラマーとして国内トップクラスの人気を誇る「YOSHIKI」氏のシグネイチャードラムスティック2種類がモデルチェンジしました。両モデルとも太さが14.25mmから14.5mmに変更されています。マティロ塗装を採用し、汗をかいても滑りにくいグリップ力の強い「H-YKM2」と黒塗装された「H-YKB2」の2種類がラインナップされています。
YOSHIKIモデルを…
R楽天で探す YYahoo!ショッピングで探す Sサウンドハウスで探す Aアマゾンで探す
「LINDBERG」のドラマーとして活躍している「小柳 “Cherry” 昌法」氏のシグネイチャードラムスティックが登場しました。40.6cm × 15mmの5Bサイズを採用し、テーパーもやや短めとパワーヒッター向けの仕様となっており、ラウンドチップによってリバウンドコントロールもしやすいドラムスティックです。
ウッドブロックやテンプルブロック向けに開発されたマレット「MPM5」が発売されました。マレットヘッドにはソフトラバーを採用することで、繊細な演奏を可能にしています。シャフト部はヒッコリー材で約32cm。
オーダーメイドのカスタムイヤーモニターを販売している「カナルワークス」から3ウェイ/8ドライバを搭載したカスタムIEMとユニバーサルIEM、全5機種がリリースされました。新しく登場したカスタムIEMは耳型を取るオーダーメイドモデルで、低域、中域に2基、高域に4基バランスドアーマチュアドライバを搭載しており、ジャンルを選ばず、様々な音楽をニュートラルにモニターすることができる「CW-L78」と低域をコントロールできるPSTS(パーソナル・サウンド・チューニング・システム)を搭載した「CW-L78PSTS」の2機種。ユニバーサルIEMである「CW-U78」はCW-L78と同じ構成ですが、耳型を必要としない多くの方にフィットする形状が特徴で、Bluetoothを搭載した「CW-U78BT2」もラインナップされています。セミカスタムイヤーモニター「CW-S78」は耳型のいらないユニバーサルモデルですが、カラーリングなどのカスタマイズが可能となっています。
「TAMA」からトレーニングドラムセットや電子ドラムの防音対策グッズ「Iso-Base Sound Reduction Pads」が発売されました。ハイハットスタンド用の「TIBL1」とキックペダル用の「TIBP1」が用意されており、高い安定感を持ったまま、防振効果を得ることができます。ラバーのみで成型されているため、軽量で持ち運びも容易です。
「Foo Fighters」が5/21に行われた配信イベントにおいてステージへの復帰と新ドラマーとして”ピンチヒッター”、”困った時のジョシュ”とも呼ばれるセッションドラマー「ジョシュ・フリース」を迎え入れたことを発表しました。5/24には復帰後初ライブを行い、6/2にリリースされたNEWアルバム「But Here We Are」収録曲を含む21曲を演奏しています。
Kirk Arrington(カーク・アーリントン)
アメリカのパワーメタルバンド「Metal Church」のドラマーとして活躍した「カーク・アーリントン」氏が5/22に逝去されました。享年61歳。
スラッシーでヘヴィかつパワフルなドラミングとサウンドは後のスラッシュメタルドラマー達に大きな影響を与えています。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com