1947年12月29日~1998年4月5日
本名 Colin Flooks / コリン・フルックス
様々なバンドを渡り歩き作品に参加した“渡り鳥”の異名を持つハードロックを語る上で外せない偉大なドラマー。
コージーの特徴はその体を活かしたパワフルなプレイにあるでしょう。
長い手足を存分に使い26インチのバスドラムをノーミュートで鳴らせる数少ないドラマーの一人です。
代名詞ともいえるのがソロなどでも見せる手足のコンビネーションを使ったフィルです。
スネア(LR)バス(RL)をオルタネイトに叩き段々加速していくコール&レスポンスという手法が彼ならではのドラミングだと思います。
また様々なミュージシャンとも競演、共作しておりアレンジセンス、技術共に最高峰と言えます。
ジャズも通っているのでレギュラーグリップを使うときもありますがパワーはそのまま。おそるべし。
何といっても左右対称シンメトリーセッティング。これに尽きると思います。
シンバル、タムを全て左右対称にセットし見た目にも非常にこだわっているのが分かります。
スローンは平均的な膝が90°になるくらいの高さ。(しかし足が長いので結構高くセットしてるかも。)
ドラムセットからはかなり遠くに座っているように見えます。
また全てのシンバルはフラットにセットしています。
ドラムセットはYAMAHA、シンバルはPaisteを愛用していた様子。
筆者の考えですがこのセッティングの美しさを求めるのもドラマーも道の一つであると思います。
やはりライブで見て「あのセッティングカッコいいな。どうやってセットしているんだろう?良くあれで叩けるな」などと思わせるようになりたいですね。
Rainbow / Kill The King
コージー自身のソロでありスマッシュヒットを記録したDance With The Devilのライブ。
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