デレク・ロディ

1972年8月28日~
「工事現場」の異名を持つ、超高速ブラストビートを得意とするアメリカ人ドラマー。

History

  • 1997年~ 数多くのメタル、特にデスメタルバンドのレコーディング、ライブサポートを多くこなす。
  • 2010年 世界的に有名なプログレッシブメタルバンドのDream Theaterのオーディションを受けるが惜しくも落選した。

ドラムプレイの特徴

彼の特徴は何といっても安定感のある高速ブラストビート、ツーバス連打にあります。
32分のツーバス連打では右足と左足のダブルを交互に繰り出す奏法とオルタネイトに連打する奏法を使い分けています。
ブラストビートを使用する際は右足のみの場合と両足をオルタネイトに8分で踏む場合があります。
彼のスネアやタムのヘッドを見れば分かりますがスティックコントロールがかなり正確です。
確実にヘッドの中心を叩いているのが分かります。
また、速さだけではなく四肢をうまく使ったラテン系のビートも得意なようです。
正確さと超人的な速さを兼ね備えたデスメタルを語る上では欠かせないドラマーです。

ドラム・セッティング

Sonorのドラムセット、Meinlのシンバルを好んで使用しています。
基本的には左右対称なセッティングになっています。
タムタムを左から8” 12” 10”と配置しているのも特徴的です。
スローンはやや高め、かなりセットから遠くに座っている印象を受けます。
シンバル類は速いアクションを可能にするため体に近めなセッティングなっています。
ツーバスをセットしていますが実際にはツインペダルを使い左はダミーで右のバスだけを使っている模様。

ドラム動画


ブラストビートを中心としたドラムソロの様子。

http://www.drummerworld.com/Videos/derekroddymd08hudson.html
2008年モダンドラマーフェスティバルに出演した時映像。デスメタルの曲に合わせてプレイしています。


2010年Dream Theater新ドラマーオーディションの様子。