電子ドラムの選び方&価格帯別オススメ10選![記事公開日]2022年2月16日
[最終更新日]2022年3月31日

電子ドラムの選び方

電子ドラムは様々なメーカー、価格帯があり「どれを選んだら良いのか分からない、、、」という方も多いと思います。特に初心者の方にはハードルが高く感じる事でしょう。
この記事では電子ドラムとはどういう楽器の解説から〜おすすめの電子ドラムメーカー、モデルの紹介や電子ドラムを選ぶ際のポイントを紹介します。
これからドラムを始める事を考えている方はこちらの記事も是非お読み下さい。
初心者必見!ドラムを始めたくなった時は?
自宅練習の質を上げるドラムグッズ10選

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1: 電子ドラムとは? 電子ドラムの歴史 2: 電子ドラムのメリット、デメリット 3: 電子ドラムを選ぶ4つのポイント メーカーシェアランキング 4: オススメ電子ドラムメーカー 5: 価格帯別オススメ電子ドラム 6: 総合ランキング

1: 電子ドラムとは?

電子ドラム

電子ドラムとは簡単に言うと「電子打楽器」です。アコースティックドラム等の打楽器の代用として開発されました。
パッドを叩いた振動をセンサーで感知し、ケーブルから電気信号を音源モジュールへ送り、内蔵された音源を鳴らすという仕組みです。電子ドラムにはスピーカーが付いていないため、外部のスピーカーやヘッドホンを繋ぐ事により音を聞く事が出来ます。
演奏方法はアコースティックドラムと同じですが、鳴らし方等に少しコツがいる場合もあり、全く同じという訳ではありません。
アコースティックドラムを演奏出来る環境が無い場合に電子ドラムで代用すると言うケースがほとんどですが、最近ではアコースティックドラムでは出せない音を表現する為に用いられる事もあります。
現在では価格や機能等、多種多様なモデルが存在していますが、実は主要なメーカーはほとんど日本のメーカーです。電子ドラムを購入する場合は国内メーカーから選ぶと良いでしょう。

電子ドラムの歴史

ここで電子ドラムの歴史を少し振り返ってみましょう。
現在は国内メーカーが主流な電子ドラムですが、実は最初に作られたのは1971年にイギリスで作られています。イギリスのプログレッシブバンド「ムーディーブルース」のドラマー、グレアム・エッジ氏とサセックス大学の教授ブライアン・グローヴス氏により設計、開発されました。
その後80年代に入りデイヴ・シモンズ氏により設立された電子ドラム専門メーカー「シモンズ」が台頭します。電子ドラムメーカーとしては最も歴史が長く、現在でも電子ドラムを作り続けています。当時、革新的なパッドや音源モジュールは電子ドラム界に革命を起こし、80年代に活躍した様々なドラマー達が「シモンズ」の楽器を取り入れていました。しかし、当時はまだ高価だった事もあり、一般家庭への普及が課題となっていました。
90年代、RolandがTD-10を発表し、更なる技術革新が行われ現在の電子ドラムの基盤が作られています。この時、現在主流になっているメッシュパッドもRolandとREMOの共同開発により生まれました。更にコストダウンにも成功し一般家庭への普及も始まります。

2: 電子ドラムのメリット、デメリット

電子ドラムは消音が特徴な為、自宅でも練習が出来るなどメリットが多くあり、一見デメリットが無さそうに感じます。しかし、実際にはアコースティックドラムならではの奏法が難しい場合があったり、電子ドラムでしか練習していないといざアコースティックドラムを演奏した際、上手く演奏出来ないという事も起こり得ます。電子ドラムのメリット、デメリットをしっかり把握しご自身のドラムプレイに取り入れてみて下さい。

メリット

①消音できる

電子ドラムの一番のメリットと言えば「消音」です。電子ドラムをやっていない方でもこの部分にメリットを感じている方がほとんどかと思います。厳密に言えば全く音が出ないわけではありませんが、アコースティックドラムに比べ約60%程度の音をカット出来ます。また、パッド素材の違いにより発生する「音の大きさ」が変わったり、バスドラムがスイッチ式かペダル式かで発生する「振動」が大きく変わりますのでよく考えて選びましょう。いずれにしても「音の大きさ」の問題でアコースティックドラムを演奏出来ない環境であれば、電子ドラムを使用するメリットとしては十分あると言えます。

つづみちゃん

音の大きさ(db)って実際どのくらい?

アコースティックドラムや電子ドラムを叩いた事が無い方にとって、実際どのくらい音が大きいのか分かりませんよね?db(デシベル)とは音の大きさを表す単位です。この単位を使用して生活音と比較して説明します。
アコースティックドラムは「演奏するドラムセット」や「叩く人」によって音の大きさはかなり違いがありますが、一般的には130dbと言われており、最も音が大きい楽器です。比較する生活音はあまり身近には無いのですが、飛行機や落雷の音の大きさと同じです。相当音が大きい事が分かりますね、、自宅で練習が難しい楽器というのも頷けます。

では電子ドラムはどうでしょう?こちらも音の大きさに個人差等ばらつきはありますが、大体80db程度です。アコースティックドラムに比べて約1/6とかなり音が小さくなっていますが、生活音で比較すると救急車のサイレンや走行中の電車内の音の大きさと同じと、実は結構音が大きいんです。一軒家や鉄筋コンクリート造のマンションであれば問題無い事が多いですが、木造アパートでは難しいと思います。また、2F以上の部屋よりも1Fの方が振動が伝わりづらいなど部屋の選び方も重要になってきます。購入してからやっぱり叩けない、、とならないよう十分な下調べをしておきましょう!dbは無料のアプリでも測定可能ですので是非ダウンロードしておく事をオススメします!

②色々な機能が使える

電子ドラムには電子楽器ならではの様々な機能がついています。どのモデルにも共通している機能は「音量調節」「AUX(外部音源の接続)」「メトロノーム」です。音量調節はもちろんですが、スマホやPCと接続し曲を流したり、メトロノームに合わせて演奏も可能です。他の機能としてはモデルによって異なりますが、「Bluetooth連携」「USB接続」「MIDI接続」「トレーニング機能」など練習だけでなく録音、配信などの様々なシーンで活用できるものも多くあります。アコースティックドラムには無いメリットです。

③節約できる

自宅にアコースティックドラムが無い場合、スタジオ等で個人練習する方も多いと思います。個人練習は1hあたり500円〜800円程度の料金です。電子ドラムが自宅にあればスタジオで個人練習する時間を短くし節約する事が出来ます。1つポイントとして「電子ドラムのみの練習」はオススメしません。こちらはデメリットの部分で詳しく説明します。

デメリット

①打感がアコースティックドラムと違う

モデルによって差はありますが、アコースティックドラムに比べ跳ね返りが強い事が多く、特にタム類に違いを感じます。ドラムは力任せに叩くのではなく脱力が大事ですし、リバウンド(跳ね返り)を利用する事が重要です。ヘッドのテンション(張り)を調整したり、モジュールで聴感上緩く感じる設定にするなど対策はありますが、ダブルストローク系の奏法やロール系の速いフレーズなどはアコースティックドラム等でも確認しながらの方が良いでしょう。

②表現力が身につかない?

電子ドラムを叩くと誰でも良い音で演奏が可能です。メリットのように聞こえますが、正確な奏法や楽器の鳴らし方を学ぶ時にデメリットになり得ます。ドラムはしっかり芯(真ん中)を叩いて鳴らし切る事で良い音が表現できます。それには正確なスティックコントロールやショットスピードなどが関わってきます。電子ドラム、特に安価なモデルではそういった部分が身に付かなくなってしまう事が多いので注意が必要です。

③フットコントロールを疎かにしてしまいがち

電子ドラムのみで演奏している方の中には「バスドラムの音が小さい」「ハイハットのオープンクローズのキレが悪い」という2点が見られることがあります。②にも当てはまる部分ですが、特にフットコントロールを疎かにしてしまいがちです。これはハイハットをスイッチタイプではなくスタンドタイプを選ぶ、バスドラムも同様にスイッチタイプではなくパッドタイプにする、といった事である程度対策出来るでしょう。また、スタンドやペダルを自身に合ったものに変えるだけでも効果があります。

3: 電子ドラムを選ぶ4つのポイント

買ってから後で「この機能があれば良かった、、、」など後悔してしまう事が無いように各電子ドラムの特徴を理解しておくことはとても大事です。
電子ドラムを選ぶ際の比較するべき特に重要な4つのポイントを解説していきます。

ポイント① 音源モジュールのクオリティを確認する

音源モジュール

電子ドラムは叩いた振動をセンサーが感知して音が鳴る仕組みです。そこで重要になってくるのが音源モジュールのクオリティ。各メーカー様々な手法を用いて音源を録音、編集を行いモジュールに搭載しており、メーカー毎の特徴が強く出る部分です。音源の作成方法は主に2通りあります。

1.サンプリング

アコースティック楽器を録音して搭載する手法がサンプリングです。容量が大きい、表現力の幅に限界があるなどのデメリットもありますが、一番のメリットはアコースティックサウンドに近い点です。電子ピアノやDTMのプラグインなどではこのサンプリングが主流です。
採用メーカー:ATV

2.モデリング

デジタル処理で音源を作成する手法がモデリングです。アコースティック楽器そのままの音では無くデジタル処理されている為、サンプリングよりも音が悪いと思われがちですが、そんな事はありません。サスティーンや倍音などの細かな部分まで表現する事が可能な為、多くの電子ドラムメーカーが採用している手法です。
採用メーカー:Rolnad、YAMAHAなど

つづみちゃん

音が良いってどういう事?

「音の良さ」って説明しようとしても言葉では表現しにくいですよね。「音」には様々な要素が含まれていますが、一般的には「音圧」「音色」「音程」が3大要素と言われています。
更に深掘りすると「音量」「倍音」「サスティーン」「アタック」「ディケイ」など、「音の良さ」を決定づける要素は非常に多く、複雑に絡まり合っています。この要素一つ一つを理解していけば自ずと音が良いとはどういう事か分かるようになるでしょう。
そして音の良さには正解はありません。時代や解釈によって変化していくモノだと考えています。まずは「この曲のドラム音良いな!」など自分自身の「良い音」を見つけてみて下さい!

ポイント② 打感を確認する

アコースティックドラムを叩いた時のような感覚は大事なポイントの一つです。現在発売されている電子ドラムのほとんどがメッシュパッドを搭載していますが、安価モデルに多いゴムパッド、YAMAHA独自のシリコンパッドなども存在します。

1.メッシュパッド

メッシュパッド

RolandがREMOとの共同開発により、電子ドラムにいち早く取り入れたメッシュパッドは現在多くのメーカー、モデルに採用されています。高い静音性が特徴であり、メッシュパッドの登場により多くの家庭でドラム練習が可能になったと言えます。大きく分けてメッシュパッドと分類されていますが、各メーカーにより違いはあり、特に打感に違いはあります。メッシュパッドの先駆けという事もありRoland製品のクオリティは静音性、打感の両面でおすすめできます。

2.シリコン(TCS)パッド

シリコンパッド

一般的にシリコンパッドと呼ばれていますが、正確にはTCS(Textured Cellular Silicone)ヘッドと言います。YAMAHAが独自に開発したパッドで、静音性が高いだけで無く、アコースティックドラムに使用するヘッドの中でも本皮に近い打感、触感も大きな特徴です。メッシュパッドと比較するとややコストは高く感じますが、このパッドを試して気に入ったのであればYAMAHAの電子ドラムを選びましょう。

3.ゴムパッド

ゴムパッド

プライスレンジはメーカー、モデルにより異なりますが、比較的安価な電子ドラムに搭載されています。素材はゴムなのでメッシュパッドやシリコンパッドよりも打音は大きく振動も生まれやすいパッドです。また、打面が硬い為、長時間の練習となると手首などを痛めてしまう可能性があります。特に初心者だとまだ「脱力して叩く」という事が難しい段階の方が多いと思いますので、手首などに違和感を感じたら休憩を挟んで無理せず練習しましょう。

ポイント③ ハイハットタイプを確認する

意外と重要なのが「ハイハットがスイッチタイプなのかスタンド(ペダル)タイプなのか」です。

1.スイッチタイプ

スイッチタイプ

パッド部分はペダル部分と離れており、ペダルを踏んだ際にスイッチが押されハイハットがクローズする仕組みです。(バスドラムにもスイッチタイプがあり、その場合バスドラムパッドは無く、ハイハットと同じくスイッチが押された時にバスドラムが鳴る仕組みです。ペダルによっては2回連続で踏む奏法であるダブルアクションが出来ない為、選ぶ時には注意が必要。)

2.スタンド(ペダル)タイプ

スタンドタイプ

このようにアコースティックドラムでも使用するハイハットスタンドを使用するタイプです。ハイハットパッドにセンサーがついており、本物のハイハットシンバルに近い動きでオープンクローズ奏法が可能な為、表現力豊かに演奏が行えます。
スタンドタイプのモデルはハードウェアが別売りな事が多い事もあり、スイッチタイプの電子ドラムの方が全体としては安価ですが、ハイハットのオープンクローズはドラムを演奏するに当たって非常に重要な部分です。普段電子ドラムで練習していてスタジオ等でアコースティックドラムを叩いた時、「何かいつもと違う、、」と感じるのはこれが原因な事が多いです。(バスドラムも然り)購入後に変更する事も可能ですが、最初からスタンド(ペダル)タイプで練習した方が上達スピードは必ず上がります。

ポイント④ 付属品は何があるのか確認する

電子ドラムの付属品

電子ドラムの付属品は分かり辛いことが多く、購入した後で「これが足りなかった、、」という事もしばしば。(これはYAMAHA以外の電子ドラムメーカーはアコースティックドラムを開発していないという事が影響しています。)メーカーだけでなくモデルによっても必要な物が違う場合がありますので要注意です。電子ドラム以外で必要になる事があるものは下記グッズです。

1. ドラムスローン

ドラムスローン

ほぼ全ての電子ドラムに付属していません。ネットショップ等を見ると分かりやすくセットになっている事がほとんどではありますが、自身で選ぶ事が出来るという点も忘れずに。ドラムスローンが変わるだけでプレイに大きく影響が出ます。

2. ペダル

ペダル

バスドラムがスイッチタイプの場合は必要ありませんが、パッドタイプの場合は必要です。こちらもセット商品で購入するのも有りですが、スローンと同様プレイに大きく影響が出る部分ですので自身に合ったものを選びましょう。
ペダルの選び方はこちらの記事を参考にして下さい。

フットペダルの種類と選び方


3. ハイハットスタンド

ハイハットスタンド

ハイハットタイプがスイッチタイプではなくスタンドタイプの場合必要になります。バスドラムほど影響は感じ辛いかもしれませんが、こちらも重要な部分です。特にツインペダルを使用する際に、レッグ部分が回転しないハイハットスタンドだとセッティングが非常に困難になりますので選ぶ際には要注意です。

4. ヘッドホン or アンプ

ヘッドホン

電子ドラムの音源モジュールにはスピーカーが搭載されていない為、ドラムの音を聞きながら練習するにはヘッドホンもしくはアンプが必要です。音が聞こえないとせっかくの電子ドラムの良さがほぼ失われてしまいます。リスニング用のヘッドホンでは無く、モニター用のヘッドホンをオススメします。アンプの場合は電子ドラム用アンプをセレクトしましょう。

5. スティック

ドラムスティック

スティックも電子ドラムを購入すると付属している事がありますが、B級品に近いスティックがほとんどの為、別途購入する事をオススメします。スティックの選び方はこちらの記事を参考にして下さい。

ドラムスティックの選び方

つづみちゃん

世界楽器メーカーシェア率ランキング!

ここまで日本のメーカーを紹介してきましたが、日本のメーカーって海外ではどれくらい売れてるの?って気になりますよね。実は日本のメーカーって凄いんです!Made in Japan侮れません!
※電子ドラムだけではなく全楽器が対象のランキングです。2020年のデータを参考にしています。
引用元:https://deallab.info/music-instruments/

ランキング メーカー
1位 YAMAHA 日本
2位 Roland 日本
3位 KAWAI 日本
4位 Fender USA
5位 Gibson USA
6位 Pearl River 中国
7位 inMusic USA
8位 Steinway & Sons USA

いかがでしょう?上位3メーカーが日本!更にYAMAHAはダントツの1位で市場シェア率は20%を超えています!2位以下は全て1桁台という事も考えると圧倒的な事が分かります。このランキングはそのメーカーで作っている「楽器全て」が対象なのでほぼ全ジャンルの楽器を開発している「YAMAHA」が強いのは納得ですね。
2位のRolandは電子楽器専門、3位のKAWAIはピアノと防音室というのも驚きです。4位のFenderや5位のGibsonもギター、ベースが主なのにも関わらずやはり強いですね!
そして今後気になるのはやはり中国や東南アジア諸国です。現在楽器製造の大半は中国や東南アジアで行われていますので、製造のノウハウを活かした各国の動きにも注目です。
※メーカーと生産国が同じとは限りません。Made in 〇〇にこだわりたい方はよく調べましょう。ちなみに電子ドラムでは純国産のモデルは存在しません。

4: オススメ電子ドラムメーカー

電子ドラムメーカー

国内、海外メーカーを紹介しましたが、その中で「このメーカーの電子ドラムを買っておけば間違い無い!」3メーカーをご紹介します。特にメーカーにこだわりが無い方、そこまで値段にシビアでは無い方はいずれかのメーカーをオススメします。

全15メーカー網羅!電子ドラムメーカー解説

第1位 Roland

Roland:電子ドラム

音源 パッド ラインナップ 耐久性

電子楽器に特化したメーカーであるRolandの電子ドラムはどのモデルを買っても後悔する事は少ないでしょう。ラインナップも幅広く様々な価格帯から選べるのはもちろん、持ち運びを考慮したモデルもあり、プレイヤーの用途に応じて非常に選びやすい事が一番の理由です。音源やパッドのクオリティも申し分なく耐久性もある為、価格帯にもよりますが、長期間買い替えずに使う事が出来ます。

Rolandの電子ドラムを…
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第2位 YAMAHA

YAMAHA:電子ドラム

音源 パッド ラインナップ 耐久性

二番目にオススメするのはYAMAHAです。電子ドラムメーカーで唯一アコースティックドラムを作っている強みを感じる音源、幅広い価格帯のラインナップも魅力です。独自開発の打感の良いシリコンパッドも特徴の一つですが、Rolandの高位機種と比較した場合、センサーの違いを大きく感じます。また、ハードウェアもYAMAHAで全て揃える事が出来る事も魅力の1つです。

YAMAHAの電子ドラムを…
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第3位 ATV

ATV:電子ドラム

音源 パッド ラインナップ 耐久性

ATVは音源はサンプリングを採用している為、アコースティックサウンドに限りなく近い感覚で叩けますが、表現力の幅はサンプリングされた音源の域を出ないため、好みが分かれます。また、全ての音源が最初から搭載されている訳では無く、別途購入が必要な点も注意。ラインナップも上記2メーカーに比べると少ないですが、それぞれの価格帯でのコストパフォーマンスも悪くありません。大きな特徴として電子ドラムでは唯一USB1本でMIDIマルチトラックレコーディングが可能な為、どちらかというと上級者、特にレコーディング等を精力的に行っている方にはベストマッチします。

ATVの電子ドラムを…
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5: 価格帯別オススメ電子ドラム

価格帯により電子ドラムの性能はパッドの数や必要なハードウェア、トレーニングモードや録音などの機能面などなど大きく異なります。ここでは各価格帯のおすすめの電子ドラムを紹介していきます。
※セット商品は含まない本体のみの価格でランキングしています。

5万円以下

ALESIS / NITRO MESH KIT

ALESIS NITRO MESH KIT

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スイッチ クラッシュx1
ライドx1
メッシュ 何と言ってもコスパ良し!

この記事でも紹介した海外メーカーの電子ドラムはほぼこの「5万円以下」の価格帯に入りますが、総合的に考えた時にこの「NITRO MESH KIT」がベストです。音源モジュールも基本的な入出力端子を備えており、音色数も豊富です。トレーニング機能はついていませんが、デモ曲やメトロノーム、外部音源と一緒に叩くなど練習する際に困ることは無いでしょう。
※ヘッドホン、ドラムスローンは別途購入が必要です。

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10万円以下

Roland / TD-1DMK

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スイッチ クラッシュx1
ライドx1
メッシュ ツインペダル対応コンパクトモデル!

10万円以下の電子ドラムといえばRolandの「TD-1」シリーズを思い浮かべた人は多いでしょう。低価格モデルのTD-1Kに対しパッドがメッシュパッドになり、バスドラムがスイッチタイプからパッドタイプに変更された上位モデルとなります。バスドラムパッドはツインペダルにも対応しており、初心者だけでなくコンパクトに使いたいという方にもオススメです。モジュールもコンパクトですが、音源も悪くなく基本的な入出力には対応しています。また、Roland独自のコーチ機能が付いているため、練習の幅が広がります。
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダルは別途購入が必要です。

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20万以下

YAMAHA / DTX6K2-XFS

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド クラッシュx2
ライドx1
スネア:シリコン
その他:ゴム
YAMAHAハードウェア付属!

「DTX6K2-XFS」はスネア以外のパッドがゴムパッドですが、何と言っても一番の魅力はハイハットスタンド、フットペダルそしてスローンも付属という点です。更にクラッシュシンバルも2枚、コストパフォーマンスが良い電子ドラムと言えます。音源モジュールも左ではなく右についており右利きが多い日本人にとっては操作がし易いのも良いですね。基本的な端子、機能は搭載しておりトレーニング機能もYAMAHA独自のものになっています。ゴムパッドの打音が気にならなければ選んでも後悔することはないでしょう。
※スティック、ヘッドホンは別途購入が必要です。

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Roland / TD-17KVX

Roland TD-17KVX

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド クラッシュx2
ライドx1
メッシュ 長く使えるハイスペックモデル!

Rolandの「TD-17KVX」はミドルクラスの価格ながらフラッグシップモデルのTD-50のサウンドを継承した本格派モデルです。ハイハットはスタンド式でより操作性が向上、各パッドの大きさやセッティングの自由度もアコースティックに近付いています。基本的な性能に加え、Bluetoothでスマホとリンク可能、パッドを増やすなど拡張性のあるのも特徴です。また、オーディオインターフェースを通さずUSBケーブル1本でMIDI、オーディオの送受信が可能な為、動画投稿や録音などの場面でも活躍が期待出来ます。
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダル、ハイハットスタンドは別途購入が必要です。

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30万以下

ATV / EXS-5

ATV EXS-5

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド クラッシュx2
ライドx1
メッシュ ハイレゾ音源モジュール搭載!

ATVのフラッグシップモデルであるaDrumsの良さを引き継ぎつつ、コンパクトにまとめたのが「EXS-5」です。最大の特徴は、ハイレゾ録音されたサンプリング音源によるアコースティックサウンド。更にATVの魅力の1つでもあるシンバルの揺れ方などもaDrumsと同じく再現されています。基本的な機能は搭載されていますが、音源のプリセットキットが5種類のみの為、必要に応じて別途音源をダウンロードする必要があります。
※EXSシリーズはaDrumsとは異なり、キット単位での設定となります。
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダル、ハイハットスタンドは別途購入が必要です。

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Roland / TD-27KV

Roland TD-27KV

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド クラッシュx2
ライドx1
メッシュ オススメ総合ランキング1位!

ハイクオリティな音源モジュールを活かす為に、スネアパッドとライドシンバルパッドはフラッグシップモデルと同じくRoland独自のデジタルパッドを採用。スネアパッドは叩く場所や強さでアコースティックと同じようなニュアンスを表現する事が可能、ライドシンバルは触れるだけでミュートが出来るなど、パッドのセンサーと音源モジュール間での高度な送受信を行う事が出来るようになっています。後継機種が出た際にもモジュールを交換する事で切り替えが出来たり、USB1本でMIDI、オーディオ録音も可能です。更にオーディオデータのマルチトラック録音も可能であり、プロユースとしても申し分ありません。拡張性も◯。
※TD-27KVは音源モジュールとパッドのセットとなっています。ラックは別売りとなり、「MDS-Standard2」が推奨されています。
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダル、ハイハットスタンド、スネアスタンドは別途購入が必要です。

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40万以下

ATV / ADA-EXPSET

ATV ADA-EXPSET

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド ハイハットx2
クラッシュx2
ライドx1
メッシュ まるで本物のアコースティックドラム!

ATVのフラッグシップモデル「aDrums」の中で、最もグレードの高い「ADA-EXPSET」は演奏者に限りなく本物のアコースティックフィールをもたらしてくれます。見た目のインパクトはもちろんですが、ハイレゾ録音された様々なメーカー、モデルの音源をHPから購入、ダウンロードする事が出来る為、自分ならではのセット組みが可能。ヘッド面のどこを叩いても同じ音が鳴ってしまうウィークポイントはあるものの、アクセントの強弱に対する反応は業界一のクオリティです。また、USBケーブル1本でMIDIのマルチトラックレコーディングが可能なのも他の電子ドラムに無い特徴です。(オーディオ録音は別途インターフェースが必要です。)
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダル、ハイハットスタンドは別途購入が必要です。

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50万以下

YAMAHA / DTX10K-X

YAMAHA DTX10K-X

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド クラッシュx2
ライドx1
シリコン(TCS) YAMAHA最高グレード電子ドラム!

YAMAHAの技術を詰め込んで開発されたのが最上級モデル「DTX10K-X」です。ワンランク下のDTX10K-Mとはパッドの素材がシリコンかメッシュかの違いです。YAMAHAの電子ドラムを選ぶのであればやはりシリコンパッドを選ぶのが良いでしょう。音源や演奏面での性能の高さは言うまでもありませんが、機能面として個別に最大8チャンネルアウトプット出来るINDIVIDUAL OUTPUT端子の搭載が特徴的です。USBケーブル1本でMIDI、オーディオ録音も可能です。アコースティックドラム用のラックシステムを採用している為、安定して演奏する事が出来ます。
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダルは別途購入が必要です。

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80万以下

Roland / TD-50KV2

Roland TD-50KV2

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド ハイハットx1
クラッシュx2
ライドx1
メッシュ 最高音源モジュール「TD-50X」搭載!

Rolandのフラッグシップモデル音源「TD-50X」を搭載した最高峰の電子ドラムが「TDー50KV2」です。TD-50シリーズは基本的に「音源+パッド」「ラック」「バスドラムパッド」の3点から好きなものをセレクトし、カスタマイズ出来るようになっています。(「TD-50KV2」は「音源+パッド」にあたります。それぞれMDS-STG2、KD-180が推奨されています。)一番の特徴はスネアとライドだけでなくハイハットにもデジタルパッドを採用しており全ての電子ドラムの中で一番アコースティックドラムの感覚に近いと言えます。モジュールは様々な機能を備えていますが、直感的に使用出来るフェーダーを始め、エフェクトや音色の変更などの設定も容易な設計です。XLR端子搭載やUSBオーディオインターフェース機能も32チャンネルに増設されるなど演奏、録音、練習全てにおいて言うこと無しの電子ドラムです。旧モデルのTD-50を使用している方は無料、有料いずれかでアップグレードが可能です。
※「TD-50KV2」以外に「ラック」「バスドラムパッド」が必要です。
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダル、ハイハットスタンド、スネアスタンドは別途購入が必要です。

Roland / TD-50KV2を…
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100万以下

Roland / VAD706

Roland VAD706

ハイハットタイプ シンバル枚数 パッド素材 一押しポイント
スタンド ハイハットx2
クラッシュx2
ライドx1
メッシュ 電子とアコースティックの融合!

兼ねてからRolandは電子ドラムとアコースティックドラムの融合を考えており、トリガーやモジュールの開発などを行っていましたが、遂に実現し生まれたのが「VAD706」です。基本的な性能は上述したTD-50KV2と同じ為、音源や機能面での違いはありません。しかし、演奏面においては実際のアコースティックドラムのシェルを使用している為、空気抵抗により感覚が変わり、よりアコースティックフィールでの演奏が可能になりました。ドラムセットのカラーリングも4色から選ぶ事が出来るのも魅力的です。
※「VAD706」以外に「ドラムスタンド」「バスドラムパッド」が必要です。(それぞれ推奨されているのは「KD-222」と「DTS-30S」です。)
※スティック、ヘッドホン、ドラムスローン、フットペダル、ハイハットスタンド、スネアスタンドは別途購入が必要です。

Roland / VAD706を…
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6:総合ランキング

最終的にどの電子ドラムを買えば良いのか迷った場合はこちらのランキングを参考にして下さい。オススメTOP5をセレクトし「音源」「打感」「コストパフォーマンス」「機能性」の4つを5段階で評価、ネットショップや楽器店での売上ランキングも考慮して作成しております。

第1位 Roland / TD-27KV

Roland TD-27KV

音源 打感 コストパフォーマンス 機能性
4 5 5 5

第一位はRolandの「TD-27KV」です。価格帯としては25万〜30万の為、安価モデルで無いにも関わらず売れ筋ランキングを見ても上位に食い込むほど人気があります。(売れ筋ランキングは比較的安価な価格帯が上位に来る事が多いです。特にネットショップでは顕著に見られます。)更に上位機種と比べれば音源や打感は劣りますが、それでも長く使用(数年間ではなく10数年以上)出来るという部分から選ばせて頂きました。

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第2位 Roland / TD-17KVX

Roland TD-17KVX

音源 打感 コストパフォーマンス 機能性
4 4 5 4

第一位と同じくRolandのモデル「TD-17KVX」が第2位です。RolandではTD-07シリーズにもハイハットタイプの電子ドラムがラインナップされていますが、音源性能の差を考えればコストパフォーマンスとしてはこちらに軍配が上がるでしょう。20万以下でハイハットタイプ、シンバルの枚数やセッティングのしやすさもアコースティックドラムに近づいており、そして「TD-50X」直径の音源搭載と初心者にもオススメ出来る一台です。

Roland / TD-17KVXを…
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第3位 Roland / TD-50KV2

Roland TD-50KV2

音源 打感 コストパフォーマンス 機能性
5 5 1 5

「TD-50KV2」は全てを兼ね備えていますが、唯一の弱みはズバリ「値段」です。コストパフォーマンスが決して悪い訳では無いのですが、他モデルと比較した時に圧倒的な価格差が生まれてしまう為、この評価にさせて頂きました。また、アコースティックドラムと電子ドラムは別物ですが、この価格であればアコースティックドラムを検討される方も多い事でしょう。しかし、予算が許すのであれば買っておいて損は絶対にしないモデルです。

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第4位 YAMAHA / DTX6K2-XFS

YAMAHA DTX6K2-XFS

音源 打感 コストパフォーマンス 機能性
3 3 4 3

YAMAHAからは「DTX6K2-XFS」がランクイン。音源や打感は上位モデルには劣るもののYAMAHAハードウェアが付属しているので、いずれ上位電子ドラムやアコースティックドラムを購入する際にもハードウェアが再利用できます。近いモデルにRoland / TD-17シリーズがありますので音源やパッドの好みで選ぶと良いでしょう。

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第5位 ALESIS / NITROMESH KIT

ALESIS NITROMESH KIT

音源 打感 コストパフォーマンス 機能性
2 2 5 2

「NITRO MESH KIT」は圧倒的なコストパフォーマンスの良さからランクイン。この価格帯でメッシュパッド搭載、スティック、フットペダル付属というのも初心者に優しいですね。少しでも安く、コストは余りかけたくないという方はこのモデル一択です。

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電子ドラムは安価と言っても最低5万円程度はコストがかかり、頻繁に買い替える楽器ではありません。
選ぶ際には後悔しないように自身に合ったモデルを探してみて下さい。
近くに楽器店があれば試打するのもオススメです。