自宅でドラムセットで練習している方は少数派だと思いますが、皆さんはご自宅でどのように練習をしていますか?ドラムセットが置けなくても様々な練習方法があると思いますが、こちらの記事では自宅でのドラム練習をより快適にし、練習の質や効率を向上させるためのグッズを紹介します。初心者の方はもちろん、自宅での練習環境をどうするか考えている中級者、上級者の方も是非ご覧下さい。
まだドラムを始めていない、これからドラムを始めようと考えている方はこちらから↓↓
MENU
1: ①ちょっと値段はするけど、、ハイクオリティ練習パッド! 1.1: ⑴ProLogix 12” Blue LIghtning Pad 1.2: ⑵Pearl / SDN14N 1.3: ⑶Zildjian / L80 Low Volume Cymbal Sets 2: ②ドラムの音でしっかり練習!電子ドラム! 2.1: ⑷ALESIS / NITRO MESH KIT(〜5万) 2.2: ⑸YAMAHA / DTX6K2-XFS(〜20万) 2.3: ⑹Roland / TD-27KV(〜30万) 2.4: ⑺Roland / TD-50KV2(30万〜) 2.5: ③持ち運び性抜群!コンパクトドラムセット! 2.6: ④スタジオ要らず!?目指せ自宅スタジオ!
ドラムの自宅練習と言えばまず真っ先に思い浮かぶのが練習パッドです。
こちらリンク:初心者必見!ドラムを始めたくなった時は?の記事でも紹介していますが、ここでは価格よりも性能重視で商品を紹介していきます。
素材 | 打感 | 消音 | 携帯 |
ウレタン | ◎ | ◎ | ◯ |
12インチサイズのウレタン素材を使用した練習パッドです。(バーチ材で出来た台座を入れると13インチになります。)14インチの一般的なスネアドラムにジャストフィットするので上に乗せたり、スネアスタンドにも台座自体を乗せることが出来るのでセッティングもしやすいサイズです。スタンドなどが無ければテーブルの上に乗せてもOK!静音性やリバウンド感共に優れているため初心者だけでなく中〜上級者も1台持っておく事をオススメしたいパッドです。
12” Blue LIghtning Padを…
Aアマゾンで探す R楽天で探す
素材 | 打感 | 消音 | 携帯 |
コーテッドヘッド | ◎◎ | △ | △ |
「SDN14N」はPearlから発売されている定番練習パッドの一つです。実際のスネアドラムと同じヘッドやフープを使用している本格派モデル。ドラムレッスン等で使用されている事が多いのでレッスンに通っている方にはお馴染みのモデルかもしれません。打感はベストですが、本物に近くなっているため他の練習パッドと比べると静音性はそこまで高くありません。スタンド無しタイプ(SDN-14P)も販売されていますが、スタンド付きタイプのこちらがオススメです。ブラシの練習が出来るのも特徴の一つです。
SDN14Nを…
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
なんとなくのイメージで練習パッド→電子ドラム→アコースティックドラムという風にランクアップしていくと考えている方は多いと思います。
では、電子ドラムやアコースティックドラムを買ったら練習パッドはもう要らない?と思うかもしれませんが、練習パッドってドラム歴が長くなっても常に使う機会がある物なんです!
出先や自宅でのちょっとした練習、ライブでの楽屋で使ったり、特にドラムの基礎奏法と言われているルーディメンツはとても重要で、練習パッドで練習する方が多いと思います。
もちろん電子ドラムやアコースティックドラムでもルーディメンツの練習は出来ますが、お手軽に少しでも練習する事が出来るのが練習パッドの強み!
忙しくても1日に5分でもスティックを握る事が上達への近道です!
自宅でシンバルの練習もしたい!と言う方にはZildjianのシンバル版練習パッド「L80 Low Volume Cymbal Set LV348」がオススメです。シンバルの打感はそのままに静音性を高め、自宅での練習もしやすくなっています。通常のシンバルに対して70〜80%音量を抑える事が出来ます。(シンバル自体かなり音量が大きい楽器なのでシンバルを叩いた事が無い方にはこのモデルでも音量が大きく感じるかもしれません。)
こういった静音性特化タイプのシンバルは他メーカーでも出ていますが、シンバルの老舗ブランドであるZildjianのモデルをオススメします。自宅練習以外でもレッスンやストリートライブ、アコースティックライブ等でも活躍の場はあるでしょう。インチ、枚数が違うシリーズもリリースされています。
LV348を…
R楽天で探す
YAMAHAから発売されているAED10というドラムモジュールとメッシュヘッド、トリガー等を揃えればアコースティックドラムを電子ドラムにカスタマイズが可能です。
AED10はモジュール機能だけでなく録音機能も備えており動画配信等にもオススメな1台。
ドラムモジュールはRolandやATV等の電子ドラムメーカーからも出ておりますが、YAMAHAはZildjianの正規代理店と言う事もありL80 Low Volume Cymbal Set LV348
との相性はバッチリです。
❶では練習パッドは上達しても必要という事を書きましたが、ドラムセットタイプの練習パッドに関しては少し見解が違います。
もちろん各メーカーから出ているセットタイプの練習パッドも良いものがたくさんあります。プロのドラマー達が楽屋で使用しているのも見かけますね。
ただ、注目したいのは値段!ドラムセットタイプの練習パッドは新品で安くても2万円以上する商品が多く、もう少しだけ予算を追加すれば電子ドラムやアコースティックドラムが買える値段です。
練習パッドは1万円以下、それ以上のタイプを狙うのであればいっそのこと電子ドラム等を購入する事をオススメします!
自宅で本格的に練習したい!となったらやはり電子ドラムがお手軽です。静音性に優れている事、値段も比較的安いモデルもある事から初心者でも手に入れやすい楽器です。ここでは分かりやすく「ハイハットのタイプ」「シンバルの枚数」「パッドの素材」に焦点を絞り紹介していきます。どの電子ドラムもその価格帯の中でコストパフォーマンスに優れているモデルなので予算に応じて選んでみると良いでしょう。
ハイハットのタイプ | シンバル枚数 | パッドの素材 |
スイッチ式 | クラッシュ×1 ライド×1 | メッシュ |
※スティックは付属していますが、ショップによりスローンやマットなど付属品が変わってきます。お得なセットを選びましょう。
5万円までの電子ドラムの中でオススメなのがALESISの「NITRO MESH KIT」。この価格帯でメッシュ素材のパッドを採用している点やバスドラムペダルも付属しており初心者でも買ったらすぐに叩けるといった点がグッド。
NITRO MESH KITを…
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
ハイハットのタイプ | シンバル枚数 | パッドの素材 |
スタンド式 | クラッシュ×2 ライド×1 | メッシュ |
※ハイハットスタンド、ドラムペダル、スローンは別売りです。ショップにより付属品が変わってくるのでお得なセットを選びましょう。
電子ドラムと言えばRolandが最も有名なメーカーです。その中でもコストパフォーマンスに優れているのがRoland「TD-17KVX-S」です。電子ドラムを選ぶ上でかなり重要な項目になっているのがハイハットのタイプですが、Rolandから出ている電子ドラムの中では一番お手頃なスタンド式のモデルです。更にクラッシュも2枚仕様、モジュールにBluetooth搭載、フラッグシップモデルからサウンド・エンジンを継承した本格派モデル。初心者にはもちろん、中級者以上の方でも満足出来る電子ドラムです。
TD-17KVX-Sを…
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
ハイハットのタイプ | シンバル枚数 | パッドの素材 |
スタンド式 | クラッシュ×2 ライド×1 | メッシュ |
TD-17シリーズよりもワンランク上のモデルがRolnad「TD-27」シリーズです。3つの重要項目はTD-17KVX-Sと同じですが、音源がより本物に近いサウンドになっています。特にスネアパッドは本物と同じ14インチサイズのパッドを採用。また、拡張用トリガーが4つまで増す事が出来るため、エフェクトシンバルやタムの追加など多点キットのようなセッティングが可能。新しいモジュールやグレードアップする際にもこのモデルからは組み合わせによってカスタマイズがしやすくなるのも魅力の一つです。
TD-27KVを…
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
ハイハットのタイプ | シンバル枚数 | パッドの素材 |
スタンド式 | クラッシュ×2 ライド×1 | メッシュ |
Rolandのフラッグシップモデル「TD-50KV2」は数ある電子ドラムの中でも最高峰のクオリティで完成されています。本体だけでなくスタンド類も揃えるとなると70〜80万になりますが、その値段の価値はあるモデルです。新しく開発されたハイハットパッドVH-14Dの評価も高く、本物さながらの打感や臨場感を感じる事が出来ます。音源の良さは言わずもがな、拡張性やPCとの連携のしやすさなど全てにおいて最高のパフォーマンスを発揮してくれます。。ここまでは流石に手が出ないという方はTD-50K2もオススメです。(それでも50〜60万程になります。)
TD-50シリーズに関してはセットの組み合わせも複数パターンありますので、しっかり確認してから購入しましょう。
TD-50KV2を…
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
皆さんはロール(アップ)ドラムをご存知でしょうか?楽器店ではあまり見かける事はありませんが、ネット上では人気の商品です。様々なメーカーから発売されていますが、基本的な機能は同じで各パッドを叩くだけ。スピーカー内蔵なので買ってすぐに楽しめるのも良いところです。その名の通りパッドを丸めて持ち運んだりも出来る面白い楽器です。
ペダルが付いているモデルもあり、ハイハットやバスドラムの演奏も可能です。1万円以下で買える商品が多いのでちょっと遊ぶ用にあっても良いかもしれませんね。プレゼントや小さなお子様用にもオススメです!
ロールアップドラムを…
AAmazonで探す R楽天で探す Sサウンドハウスで探す
厳選した電子ドラムを紹介してきましたが、まだまだ氷山の一角、世の中にはもっとたくさんの電子ドラムが存在しており、10年、20年前に比べるととてつもないスピードで性能が進化しています。
そんな電子ドラムだからハイクオリティなモデルで練習すればアコースティックドラムはいらないんじゃ?という方も多いと思いますが、あくまで電子ドラムは電子ドラム。電子ドラムの練習だけでは絶対に辿り着けない要素があります。
例えば電子ドラムだけで練習している人のプレイを聞くと全体的に音が小さい、、というか鳴らしきれてないという事があります。特にバスドラム。
アコースティックドラムって「芯を食って叩き切る」って良い音を出す上で大事な要素だと思うんですが、それが電子ドラムでは練習出来ないんですね。
(正確には出来るけどやっぱり電子じゃ生に勝てないってとこでしょうか。)
なので電子ドラムの練習がベースでもたまにはスタジオに入ったりしてアコースティックドラムを叩いてみて欲しい!という事です!
ドラムの音が出せる環境にいるのであれば是非アコースティックドラムセットで練習する事をオススメします。ドラムセットと言っても大きさやセット内容など様々です。まずは小型で初心者でも扱い易いドラムセットを紹介します。
小型ドラムセットの大定番リズムトラベラー。子供から大人まで、初心者から上級者まで幅広く使用する事が出来るモデルです。シンバルはシンプルにハイハットとクラッシュ、太鼓類はスネア、ハイタム、ロータム、フロアタム、バスドラムといった組み合わせです。ハイハットスタンドとドラムペダルも付属しているのでスローンさえ用意すればすぐに叩く事が出来ます。別売りの専用ケースがあればオールインワンで運ぶ事が出来ます。
小口径なので通常のドラムセットより音量は小さいですが、それなりの音は出ますので購入の際は十分注意しましょう。万が一、音のトラブルになった際でも専用の消音パッドが出ていますので対策は可能です。
Rhythm travelerを…
Aアマゾンで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
ドラマーにとって最良の環境とは?やはりアコースティックドラムが自宅にある事です。
アコースティックドラム本体はもちろんですが、自宅でのプレイを可能にするための防音室に関しても紹介していきます。
先ほどリズムトラベラーを紹介しましたが、アコースティックドラムも多種多様な組み合わせがあり価格帯も様々です。特に高価格帯になるにつれ完全オーダー品やシンバルやハードウェアが別売りになっていきます。50万以下で買えるドラムセットも多くありますが、せっかくアコースティックドラムを購入するのであれば、頻繁に買い替えをする楽器ではありませんので、自分が欲しい最高のセットを組み上げましょう。
ドイツのメーカーSONORのフラッグシップモデルSQシリーズ。SQ1は既存のセットを、SQ2はオーダーするモデルとなっています。SQ1はプレミアムヨーロピアンバーチを採用、SQ2は更にビーチ、メイプルをセレクトする事が出来ます。特にメイプルは歯切れの良いアタック音が気持ち良いです。シンバル、ハードウェアを除き50万〜80万程度が相場です。シンバルは同じくドイツのMEINL、ハードウェアはSONORで統一するのがオススメです。
SQ1を…
R楽天で探す
アメリカの有名ブランドDWのJAZZシリーズはJAZZという名前を関していますが、ビッグバンドやラテン、フュージョン、ハードロックなど様々なジャンルに対応出来るモデルです。ガムウッドをベースにメイプル、マホガニー、チェリーの組み合わせで独特なDWサウンドが出来上がります。特に70年代〜80年代の音が好きな方にオススメです。こちらもセット内容にもよりますが、50万〜70万程度が相場です。シンバルはZildjianかPaiste、ハードウェアはDWで組むのがオススメ。
JAZZシリーズを…
R楽天で探す
「TOUR CUSTOM」は日本が誇るメーカーYAMAHAのドラムセット。Zildjianシンバルとのセットで購入する事が出来るため比較的選び易いモデルです。価格はシンバルのグレードにもよりますが、30万〜50万程度で必要な楽器を全て揃える事が出来ます。メイプルシェルなのでヴィンテージよりモダン寄りなサウンドですが、幅広いジャンルで活躍出来ます。価格を抑えたいという方はこちらをオススメします。
TOUR CUSTOMを…
AAmazonで探す Sサウンドハウスで探す R楽天で探す
アコースティックドラム用の消音パッドは様々なメーカーから発売されていますが、果たして意味はあるのか?
個人的な見解ですが、アコースティックドラムに消音パッドは必要無いと考えています。
何故かというとせっかく鳴らせるのならば鳴らした方が良い。
もし鳴らせない環境であれば電子ドラムを導入する方が良いからです。
消音パッドは結局素材がゴムなので練習パッドと変わらないんですね。
もちろん手順の確認などアコースティックドラムでやる事に意味はあると思いますが、スタジオに持ち込んで鳴らすのが一番!
先にアコースティックドラムを買ってしまった場合の対策としては仕方ないですが、しっかり見極めてから購入しましょうね!
防音室を導入すれば自宅練習の最たるところアコースティックドラムでの練習が可能になります。ドラムは楽器の中でも一番音量(振動)が大きい楽器なので防音室自体の性能も高いもの=値段が高いものを選ぶ必要があります。防音に関しては音の大きさdbと防音性能DRを計測してオーダーする必要があります。タイトルには300万〜とありますが、ユニットタイプやオーダータイプなどの種類があり、家自体の防音性能や楽器の種類によってどれを選ぶかが変わってきますので工務店や楽器店等に相談するのがベストです。YAMAHAのアビテックスやKAWAIのナサールが有名ですが、ドラム専門で施工している会社もありますのでご自宅の環境に合わせて選ぶと良いでしょう。
さて自宅でアコースティックドラムが叩けるようになったそこのアナタ!
まだ終わりじゃありませんよ!次にすることは宅録、つまりドラムレック!
簡単にお伝えすると必要なものはミキサー、インターフェース、マイク、スタンド、ケーブルといったところです。
実はそんなにハードル高く無いので是非チャレンジしてみましょう!
こちらの記事で詳しく解説していますので是非ご覧下さい。
インターフェース内蔵型のミキサーやドラムレック用のマイクセットなどが使いやすくてオススメです。
メーカーはミキサーはYAMAHA、マイクはSHUREとオーディオテクニカがコスパ的にグッド!
録音機材は1本何十万のマイクなんかも存在します、、恐ろしい、、
今回は10選という事でまだまだ紹介しきれないグッズもたくさんありますが、この記事で紹介した商品はどれも特にオススメのものばかりです。良いなと思うものがあれば是非導入してみて下さい!
皆さんの練習環境の写真も是非参考にさせていただきたいので、Twitter、Instagramなど各種SNSでの投稿お待ちしております!
ハッシュタグ #ドラム博士 をお忘れなく!
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com
drum-hakase.com