初心者必見!ドラムヘッド基礎講座《選び方&おすすめ10選》[記事公開日]2022年11月7日
[最終更新日]2023年5月18日

ドラムヘッド

全てのドラム類(膜鳴楽器)においてスティックや手で叩く場所であり、サウンドを決める重要なパーツでもあるのが「ドラムヘッド」です。叩くことにより凹んだり、破れたり、ドラマーにとっては何回も交換することになる消耗品でもあります。この記事ではドラムヘッドの種類の違いや選び方を詳しく解説していきます。

スネアドラムの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
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1:ドラムヘッドとは?厚さやプライによる違い素材はどんなものが使われる?フィニッシュによっても音が変わる 2:ドラムヘッドの種類一覧
ピンストライプ CS
スキン スエード
ハイドロリック パワーストローク
3:主なドラムヘッドメーカー
REMO EVANS
AQUARIAN aspr
Ludwig Attack
4:楽器別おすすめドラムヘッドの紹介スネアドラムヘッドおすすめ4選タムタム、フロアタムヘッドおすすめ3選バスドラムヘッドおすすめ3選

ドラムヘッドとは?

「ドラムヘッド」とはドラムの打面及び裏面に張られた皮、膜のことを指し、手やマレットで叩くことで音を発生させます。胴体部分であるシェルにボルトや紐などによって固定され締め加減によって音程や音色を変えることができ、現在では様々な素材や製法が用いられ、サウンドメイクにおいても重要視されるパーツです。元々は動物の皮で作られていましたが、1957年にREMO社によってマイラーヘッドが開発され、以降はプラスチックで作られたドラムヘッドが主流となっています。

バターヘッド/スネアサイド

打面側のドラムヘッドを「バターヘッド(サイド)」、裏面側を「スネアサイド」と呼びます。

厚さやプライによる違い

「ドラムヘッド」において厚さとプライは非常に重要です。厚さとプライの組み合わせによって様々なタイプのドラムヘッドが存在します。

厚さ

厚くなるほど重くパワーのあるサウンドになり、耐久性が高くなります。逆に薄くなるほど繊細でレスポンスが早くなり、耐久性は弱まります。各メーカーのスタンダードモデルは10mil(0.254mm)が標準となっています。スネアドラムの裏面に使用される「スネアサイド」はスナッピーに振動を伝えやすくするために薄く作られており、3mil(0.0762mm)が標準です。
※「ドラムヘッド」の厚さは「mil(ミル)」という単位で表すことが多く、「mm(ミリ)」で換算すると「1mil=0.0254mm」となります。

プライ

「プライ」とは多層を意味し、ドラムヘッドが何枚のフィルムで構成されているかを指します。1プライなら1枚のフィルムで出来ているため薄く、2プライなら2枚のフィルムでできているためその分厚くなります。各メーカーのスタンダードモデルは1プライが標準となっています。

厚さの種類

ディプロマット/アンバサダー/エンペラー

厚さの種類を覚えておけばドラムヘッド選びの際に役立ちます。この他にも1プライ(1.4mil)のアンバサダーXなどもありますが、基本はこの3つからの構成になっています。

  • ディプロマット:最も薄いのが「ディプロマット」です。1プライ(0.7mil)
  • アンバサダー:スタンダードナ厚さが「アンバサダー」です。1プライ(1mil)
  • エンペラー:ディプロマット2枚を重ねたのが「エンペラー」です。2プライ(1.4mil)

※厚さの基準はREMOのドラムヘッドで比較しています。

素材はどんなものが使われる?

プラスチック


マイラー、ポリエステルなどを使用して作られた最もポピュラーなヘッドです。

本皮


牛、山羊、カンガルー、魚など動物の皮から作られており、ヴィンテージテイストなサウンドです。よく聞く「カーフスキン」は仔牛の皮です。

ファイバースキン


本皮に近い打感や音色が特徴ですが、価格がお手頃で本皮ヘッドの代用として人気です。

ケブラー


アラミド繊維の一種でマーチングドラムヘッドの素材として良く使われます。

メッシュ


電子ドラムや練習パッドに使われている消音性に特化したヘッドです。

フィニッシュによっても音が変わる

表面の「フィニッシュ」は2種類あり、サウンドも大きく変化します。

コーテッド


白いコーティングとザラザラした触感が特徴で、スネアドラムによく使用されるのが「コーテッド」です。コーティングの影響によってややミュートがかかり、タイトなサウンドになります。特にジャズでブラシを使用し、ドラムヘッドの表面を擦る「スウィープ」奏法はコーテッドヘッドが必須となります。


クリアー


「クリアー」はその名の通りコーティングされていないため、透明な見た目をしており、タムタムやフロアタム、バスドラムに使用されることが多く、ドラムヘッド本来のピュアなサウンドが特徴です。


もちろん、スネアドラムに「クリアー」を張る場合もありますし、タムタム、フロアタム、バスドラムに「コーテッド」を張る場合もありますので、ご自身でドラムヘッドを交換しながら研究していくと良いでしょう。

ドラムヘッドの種類一覧

ここでは主なドラムヘッドの種類を各メーカーの代表的なシリーズやモデルの名称を用いて分類、説明していきます。

ピンストライプ


「ピンストライプ」はリング状のフィルムが外側に重ねられたダブルフィルム構造をしており、アタックを強調し、余分な倍音をカット、チューニングもまとめやすいドラムヘッドです。タムタムやフロアタム、バスドラム等に使用されるドラムヘッドとしては世界標準とも言えるほど定番になっています。


CS


「CS(コントロールサウンド)」はヘッドの中心部にドットと呼ばれるフィルムが重ねられており、強いアタックが欲しい時に重宝します。ピンストライプよりも低音の効いたサスティーンの短いタイトなサウンドが欲しい方におすすめです。スネアドラムにコーテッドタイプを使用しているドラマーも多く見かけます。


スキン


ヴィンテージで本皮に近いサウンドを求めるなら特殊なコーティング技術によって作られた「ファイバースキン」や「ルネッサンス」などの「スキン」系がおすすめです。特にディプロマットのスキン系はレスポンスが良く、明るい伸びのあるサウンドが特徴で、ジャズやラテンなどのジャンルに最適です。


スエード


スキン系よりもやや引き締まっていますが、クリアーとコーテッドの良いところを併せ持っており、暖かさもありながら抜けの良いサウンドが持ち味の「スエード」はポップスなど歌物のジャンルにマッチしていると言えます。ブラックスエードは色もカッコ良いですね。


ハイドロリック


ハードロックやヘヴィメタル、特に80年代以降のサウンドが欲しい方には「ハイドロリック」をおすすめします。2プライヘッドの間にオイルフィルムを挟み込むことで極限までサスティーンや倍音をカット、超アタック重視の重低音サウンドを得られます。耐久性が高いという点も人気が高いポイントと言えるでしょう。


パワーストローク


「パワーストローク」は「ピンストライプ」に更にミュートが施されたドラムヘッドです。よりタイトでよりパワフルなサウンドを求める方におすすめです。低音もしっかり鳴らすことができるため、特にバスドラムに使用されることが多く、スタジオやライブハウスで見かけることも多いシリーズです。


主なドラムヘッドメーカー

「ドラムヘッド」は主なドラムメーカーやシンバルメーカーはほぼ開発しておらず、ほとんどがドラムヘッド専門のメーカーです。ここでは世界のドラムヘッドメーカーと特徴を紹介します。

REMO(レモ)


1957年「レモ・D・ベリ」氏によってアメリカ、カリフォルニア州のバレンシアで設立された「REMO」は、世界で初めて合成ポリエステルフィルム「マイラー」を使用したドラムヘッドを開発し、ドラム業界に革新を起こしました。世界で最も有名なドラムヘッドメーカーの1つで「ファイバースキン」などの本皮に近いドラムヘッドの開発にも成功しています。ライブハウスやスタジオなどでも多く使用されており、ドラムヘッド選びに迷ったらこのメーカーを選ぶと良いでしょう。ドラム本来のナチュラルなサウンドを引き出してくれるのが特徴です。

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EVANS(エヴァンス)


「EVANS」は1950年に「チック・エヴァンス」氏によってアメリカ、カンサス州のドッジシティで設立され、1956年に初めてプラスチックヘッドを開発したとされており、「REMO」と同じく世界的に人気を博しているメーカーです。現在はギター弦メーカーとして有名な「D’Addario」社によって買収され子会社となっています。明るいサウンドが特徴で「REMO」と比較するとやや倍音がカットされる傾向にあり、チューニングがまとめやすいため、初心者でも扱いやすいでしょう。

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AQUARIAN(アクエリアン)


「AQUARIAN」は1980年に「ロイ・バーンズ」氏と「ロン・マルケス」氏によってアメリカ、カリフォルニア州のオレンジ郡ノースバタヴィアで設立されました。特許を取得している「セーフTロック」によるチューニングの緩み防止や耐久性の向上やウォームなサウンドが特徴です。このような特徴からパワフル、ハードヒッターなドラマーはもちろん、ジャズやラテン系のスタジオミュージシャンからも高い評価を得ています。

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上記で紹介した3つの代表的なドラムヘッドメーカーの違いはこちらの動画で確認すると分かりやすいです。

aspr(アサプラ)


国内唯一のドラムヘッドメーカーとして近年、人気急上昇中の「aspr」は1998年に栃木県で「尾上敏幸」氏によって設立されました。YAMAHAのOEM生産を行なっていたノウハウを活かし、メイドインジャパンとハンドメイドにこだわり、高いクオリティのドラムヘッドを開発、生産しています。本皮に近づけたサウンドが特徴の「SL」シリーズやチューニング性能にこだわった「LC」シリーズなど、ドラマーそれぞれの要望に応えられるラインナップは高い人気も頷けます。

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Ludwig(ラディック)


世界で最も有名なドラムメーカーの1つである「Ludwig」もドラムヘッドをリリースしていますが、現在は僅かな種類のコーテッドアンバサダーヘッドとスネアサイドのみがラインナップされているのみとなっています。元々は「Weather Master」というシリーズで人気を博しており、シルバードットなどの個性的なモデルも開発されていました。「Ludwig」の名を冠したドラムヘッドは「REMO」社が引き継ぎリリースされています。

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Attack(アタック)


ややマイナーでありマニアックなメーカーですが、接着剤を使用しない製作方法や特許取得済みの技術を用いており、特にハードロックやヘヴィメタルドラマーが使用しているのを多く見かけるのが「Attack」です。現在、国内ではあまり流通していないため購入することは難しいかもしれませんが、気になる方は海外の通販サイトなどをチャックしてみると良いでしょう。

ドラムメーカーのドラムヘッドは無いの?

つづみちゃん

各ドラムメーカーのロゴが入っているドラムヘッドを良く見かけることは多いと思いますが、実はほとんどが「REMO」のOEM(委託生産)によって作られており、近年では自社ドラムヘッド製造でも有名だった「Ludwig」もREMOにドラムヘッド製造を委託しています。「GRETSCH」「DW」「SONOR」「YAMAHA」「TAMA」「Pearl」など主要なドラムメーカーのロゴ入りドラムヘッドはほとんどがREMOが製造しているんですね。なのでメーカーロゴ入りのドラムヘッドを探す時は「REMO」も検索ワードに入れると探しやすいですよ!

楽器別おすすめドラムヘッドの紹介

さて、最後に各楽器別として「スネアドラム」「タムタム、フロアタム」「バスドラム」の3つに分けておすすめのドラムヘッドを紹介していきます。

スネアドラムヘッドおすすめ4選

※サイズは14インチとして型名表記しております。

REMO / 114BA


ドラムヘッドのスタンダード中のスタンダードとしてまずは「REMO / 114BA」をおすすめします。多くのスネアドラムの初期ドラムヘッドとしても採用されており、まず外すことは無いため、無難にいくならこのドラムヘッドが良いでしょう。ナチュラルなスネアドラム本来のサウンドを引き出してくれます。自身の求める音が明確な場合は違うドラムヘッドを選択してください。
※114BAにはスムースホワイトにコーティング加工を施した「114BA-JP」という日本仕様のモデルもあります。海外仕様はクリアーにコーティング加工を施しています。

厚さ フィニッシュ
アンバサダー コーテッド

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aspr / PE-250C


エキスパンドコートと呼ばれる特殊なコーティングにより独自のサウンドを引き出したのが「aspr / PE-250C」です。通称LCシリーズと呼ばれ、素早いレスポンスと明確な粒立ちが特徴でライブやレコーディングでも活躍すること間違いなしのドラムヘッドです。チューニング性能も高いため、初心者でも良いサウンドが作りやすい点もおすすめポイントの1つです。

厚さ フィニッシュ
アンバサダー コーテッド

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REMO / CS-114BA


アタックが強くタイトなサウンドが欲しい方には「REMO / CS-114BA」が良いでしょう。中心部にブラックドットフィルムを貼り付け、サウンド面だけでなく耐久性もアップしており、ハードヒッターのドラマーにもおすすめできるモデルです。倍音がカットされているため、更にドラムヘッドへジェルミュートなどを施すとアンサンブルでのヌケが悪くなりますので注意しましょう。

タイプ フィニッシュ
CS コーテッド

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REMO / 114SA


スネアドラムの裏面に張る「スネアサイド」には「REMO / 114SA」をおすすめします。バターヘッド(表面)に比べ種類は多くなく、サウンドへの影響もそこまで大きくはありませんが、ディプロマットやエンペラーだけでなくフラットタイプというものも存在します。自身のサウンドを更に深掘りしていく際には他のモデルに張り替えて試してみることも良いでしょう。迷ったらこのモデルを買えば間違いありません。

厚さ フィニッシュ
アンバサダー クリアー

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タムタム、フロアタムヘッドおすすめ3選

※サイズは12インチとして型名表記しております。

REMO / PS-312BE


「REMO / PS-312BE」は最もおすすめなタムタム、フロアタム用のドラムヘッドの1つです。程よく倍音がカットされ、アタックもしっかり出るためどのようなジャンルでもマッチする音色が作りやすいのが特徴です。マイク乗りもしやすくレコーディングやライブでも重宝するドラムヘッドと言えます。タム系のチューニングでは倍音やサスティーンが気になってしまう方も多いと思いますが、このドラムヘッドであれば初心者でもチューニングが決まりやすいでしょう。逆にジェルミュートなどで更にミュートをするのは注意してください。

タイプ フィニッシュ
ピンストライプ クリアー

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EVANS / TT12EC2S


「EVANS / TT12EC2S」は「REMO / PS-312BE」に近い構造ですが、独自のサウンド・シェイピング・テクノロジーによりサスティーンやトーンを自然にコントロールし、明るくアタックの強さをより感じることができるドラムヘッドです。またEVANSの特徴の1つであるチューニングのまとめやすさもあり初心者でも扱いやすいドラムヘッドとなっています。

タイプ フィニッシュ
EC2 クリアー

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REMO / C-12TA


「REMO / C-12TA」は最もスタンダードなクリアータイプのドラムヘッドのため、タムタム、フロタムとの相性は良く、ナチュラルで倍音やサスティーンをそのまま感じることができます。初心者の方にはややチューニングが難しいかもしれませんので、ジェルミュートなどを使用すると扱いやすくなるでしょう。

厚さ フィニッシュ
アンバサダー クリアー

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バスドラムヘッドおすすめ3選

※サイズは22インチとして型名表記しております。

REMO / P3-322B


「REMO / P3-322B」はパワーストロークシリーズの中でも人気の高いモデルです。特にバスドラムに使用されるドラムヘッドとしては国内外問わずスタンダードになっており、選ぶのに迷った際はこのモデルを選ぶのが良いでしょう。バスドラムはチューニングを決めるのが難しく、時にはバスドラム内部にウェイトを置いたりしてサウンドを調整しますが、P3-322Bを使用すれば倍音をカットし、バスドラムにとって重要なアタックを強化してくれるため扱いやすくおすすめなドラムヘッドです。

タイプ フィニッシュ
パワーストローク クリアー

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EVANS / BD24EMAD2


「EVANS / BD24EMAD2」はドラムヘッドを取り外さずに幅の違うウレタン製のミュートリングを交換できるユニークなドラムヘッドです。1枚でオープンなサウンドからタイトでアタックの効いたファットサウンドまで表現することができるため、オールジャンル、全てのドラマーにおすすめできます。耐久性も高くハードヒッターのドラマーでも長く使用できるドラムヘッドと言えるでしょう。

タイプ フィニッシュ
EMAD2 クリアー

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AQUARIAN / SKI22


「AQUARIAN」を代表するドラムヘッドの1つが「Super Kick(SKI22)」です。その名の通りバスドラム用のヘッドとして開発され、特許も取得しているフェルト製のリングミュート「フローティング・マフィング・システム」を採用し、重低音の効いたアタックの強いサウンドが特徴となっています。ヘヴィサウンドを求めているドラマーの方は一度試してみることをおすすめします。

タイプ フィニッシュ
Super Kick クリアー

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パーカッション用のドラムヘッドは何が違う?

つづみちゃん

現在ではパーカッション用のヘッドもドラムヘッドと同じくプラスチック製のものが多数流通していますが、本皮や本皮に近いドラムヘッドを使用することが多く見られます。これはほとんどのパーカッションがドラムセットよりも歴史が古いため、よりヴィンテージで本格的なサウンドが求められるからと言えるでしょう。また、金属パーツを使用していない、より原始的なパーカッションはヘッドの交換自体も難しいため、専門店に持って行くことが必須となります。

この記事で紹介したドラムヘッドはほんの極一部です。スネアドラムとの相性もありますし、ジャンルやプレイスタイルによって使い分けすることも多いでしょう。色々なドラムヘッドを試すことでチューニングの経験を積むことができるため、積極的に研究して行くことをおすすめします。

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