ドラムスティックケースの選び方&おすすめ10選《おしゃれでかわいいデザインも!》[記事公開日]2023年4月27日
[最終更新日]2024年3月30日

ドラムスティックケース

ドラマーにとって最も重要なアクセサリーである「ドラムスティック」ですが、他の機材よりも頻繁に持ち運ぶことが多いため、「ドラムスティックケース(バッグ)」も必需品です。様々なメーカーからおしゃれでかわいいデザイン重視のものから、大容量などの機能性重視のものなど幅広い種類が存在します。この記事ではドラムスティックケースの選び方の解説とおすすめ品を紹介していきます。

目次

1:ドラムスティックケースの役割と必要性 2:ドラムスティックケースの選び方のポイント最も重要なのは収納力と取り出しやすさ!長く使いたいなら素材や構造の違いによる耐久性をチェック!最終的にはデザインで決めるのもアリ! 3:デザイン重視おすすめ5選TAMA / POWERPAD Designer Collection Stick BagsProtection Racket / 3ペアスティックバッグPromark / Transport Deluxe Stick BagLM Products / STB-1MEINL / Waxed Canvas Collection Stick Bags 4:機能性重視おすすめ5選Pearl / PSC-STBOSProtection Racket / デラックススティックバッグMEINL / Stick Sling BagMONO / Studio Stick CaseVic Firth / VICPACK – DRUMMER'S BACKPACK

ドラムスティックケースの役割と必要性

ドラムスティックケースの役割は大きく分けて2つあり、1つ目は複数のドラムスティックを持ち運びやすくするため、2つ目はフロアタム等に取り付けておくことで、演奏中にドラムスティックの入れ替えをスムーズに行える点です。特に2つ目の役割が重要であり、ドラムスティックを落とした際だけでなく、曲によって使用するドラムスティックやマレットやブラシなどを持ち替える場合にとても役立ちます。
以上のことから、ほぼ全てのドラマーにとってドラムスティックケースは必須であり、利便性を高めるグッズと言えます。

ドラムスティックケースの選び方のポイント

現在、ドラムスティックケースには多くの種類があり、どれを選んだら良いのか、特に初心者の方は迷う方も多いでしょう。ここでは3つの選び方のポイントを解説していきます。

最も重要なのは収納力と取り出しやすさ!

ドラムスティックケースの収納

ドラムスティックケースを選ぶにあたって最も重要なのは何本ドラムスティックが収納できるかです。ドラムスティックは消耗品であり、折れたりすることで予備が必要になるため、複数のドラムスティックを持ち運ぶ必要があります。また、曲によってドラムスティックを使い分ける場合、取り出しやすさは重要なポイントです。ライブ中に違うドラムスティックを取り出してしまったという経験があるドラマーは少なくないでしょう。
自身の演奏に必要なドラムスティックを全て持ち運ぶのであれば、大容量のドラムスティックケースが必要ですが、あらかじめ演奏環境によって使い分けるドラムスティックを選別し、複数のドラムスティックケースを使い分けるのもおすすめです。
主にケース外側についているポケットも重要です。ドラムスティックだけでなく、チューニングキーやメトロノーム、楽譜などもまとめて携帯したい場合には、アクセサリー類が収納できるかという点もチェックしておいた方が後々困りません。

使用環境ごとの目安は下記の表を参考にしてください。

個人練習用 2〜3セット
(4〜6本)
バンド練習用 4〜6セット
(8〜12本)
パワーヒッター
サポートメイン
8〜15セット
(16〜30本)

長く使いたいなら素材や構造の違いによる耐久性をチェック!

ドラムスティックケースに使用される素材は主にビニールやナイロンなどの「化学繊維系」、クロスやキャンバスなどの「布系」、スウェードやレザーなどの「革系」の3つがあり、複数の素材を使用している場合もあります。化学繊維系と布系の価格や耐久性に関してはそこまで大きな違いはありませんが、革系は耐久性が高い分、高価格なモデルが多い傾向にあります。素材が明記されていない場合もありますので、そこまで重要視しなくて良いでしょう。
構造に関してはネットで見る画像だけでは判断することが難しいため、販売店で実際の製品を確認する必要がありますが、手にとって触るだけでも違いは分かりやすいため初心者でも判断可能です。どうしても見に行けない場合は動画などでケース自体の厚さがしっかりあるものを選ぶと良いでしょう。
収納の多さやデザイン性も含まれますので、複合的に検討する必要はありますが、価格が上がれば耐久性もあがっていくと考えてもOKです。

最終的にはデザインで決めるのもアリ!

「機能性よりもデザイン性を重視したい!」、自分が気に入ったデザインのドラムスティックケースを選んでも、もちろん問題ありません。長く使っていくアイテムになりますし、練習へのモチベーションなどにも繋がりますので、尚更こだわりましょう。1つのドラムスティックケースだけでなく、複数用意してその日の気分によって使い分けることでマンネリ化を解消したり、その日のファッションコーディネートに合わせてケースを選ぶというのもドラマーならではの楽しみ方です。

デザイン重視おすすめ5選

人とは違う個性や自分好みなデザインを重視したい方におすすめなドラムスティックケースを5つ紹介していきます。

TAMA / POWERPAD Designer Collection Stick Bags

「TAMA / POWERPAD Designer Collection」は今までになかったデザイン性を追求するシリーズとして人気を博しています。「TSB12」はスリム設計ながら6セット(12本)収納でき、横に開くだけでなく、上部のみ開けてスティックを取り出すことも可能。ゴムバンドによってフロアタムに装着することもでき、ジッパーデザインなどの細かいつくりにまでこだわっています。カラーバリエーションはブラック、ベージュ、ネイビーブルー、ワインレッド、デニムブラック、デニムブルーの6色と豊富です。より多くのドラムスティックを収納したい方には「TSB24BK」がおすすめです。カラーはブラックのみですが、12セット(24本)収納可能な大容量モデルであり、外側のポケットには様々なアクセサリーも収納可能です。


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Protection Racket / 3ペアスティックバッグ[LPTR3PSTBAG/926000]

ケースメーカーとして有名な「Protection Racket」が手掛ける「3ペアスティックバッグ」は豊富なカラーバリエーションと中身が見やすいクリアポケットとメッシュポケットが特徴です。収納可能本数は3セット(6本)ですが、その分スリムで持ち運びの容易さもポイントです。開いた際にはフロアタムに装着可能、クリアポケットによりドラムスティックの取り出し間違いを防ぐ良設計となっています。メッシュポケットはゴムバンドになっており、チューニングキーなどを収納可能です。ブラック、ブラウン、グリーン、グレー、ダークピンク、ライトピンク、マルチPRMANプリント、ブラック&レッド、ブラック&イエロー、ブラック&ブルーの計10種類から選ぶことができます。


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Promark / Transport Deluxe Stick Bag[TDSB]

「Promark / Transport Deluxe Stick Bag TDSB」はツアーサポートで活躍しているドラマーたちとのコラボから産まれた、デザイン性もさることながら耐久性の高いドラムスティックケースです。バリスティックナイロンと合成革によって作られており、高い耐候性、耐水性を誇り、磁石が内蔵されたハンドル部は持ち運びも容易にしてくれます。外部にあるジッパー付きポケットだけでなく、内部にもジッパー付きポケット、タムマウント用ハンガー、名刺入れ、キーホルダーフック、鉛筆入れ、財布、スマホ用ポケットなど痒いところに手が届く高い収納性を持っており、スティックだけでなく、マレットやブラシなどの収納にも適しています。


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LM Products / STB-1

高品質なスエード・レザーを使用したフル・レザー・ドラムスティックケースが「LM Products / STB-1」です。1985年に発売されていたデザインをリイシューし、金属製のボタンなど渋いルックスはヴィンテージを感じさせます。収納面も申し分なく大容量であり、外側にはポケットも付属しています。フロアタム取り付け用のレザー・レース(革紐)は取り付け時にややコツがいりますが、本革仕様のドラムスティックケースが気になる方にはおすすめです。


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MEINL / Waxed Canvas Collection Stick Bags

「MEINL / Waxed Canvas Collection Stick Bags」はワックスをコーティングすることで耐摩耗性、耐水性を高めたコットン、キャンバス素材で作られており、クラシックなルックスとタフに使用できる耐久性をあわせ持っています。大容量も特徴であり、どの現場でも使用できる種類のドラムスティックを収納しておけば、このケース1つあれば問題ありません。外側にはスナップ式のポケット、持ち運びしやすいショルダーストラップも付属しています。生涯使用できるケースとして開発されていますので、長く使用していくことでエイジングが施され、見た目も自分仕様に変化していくのも醍醐味の1つです。


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機能性重視おすすめ5選

大容量やアクセサリーの収納など機能性を重視したい方におすすめなドラムスティックケースを5つ紹介していきます。

Pearl / PSC-STBOS

「Pearl / PSC-STBOS」は襷掛けするボディバッグタイプのドラムスティックケースで、携帯性に優れています。ドラムスティックは最大6セット(12本)収納でき、タブレットも入る大きめのポケットもあるため、様々な場面で活躍します。フロタムにひっかける部分はフックになっているため、取り回しのしやすさもおすすめなポイントです。ドラムスティックケースという見た目よりも普段使いのリュック感覚で使用できるデザインも○。


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Protection Racket / デラックススティックバッグ[LPTRSTBAG/6024-00]

3ペアスティックバッグと同じく内部のクリアポケットが「Protection Racket / デラックススティックバッグ」ならではの特徴であり、多くのドラムスティックを収納した際でも、取り出し間違いを防ぐことができます。ドラムスティックは12セット(24本)収納、クリアポケットにはファスナー付きポケットもついており、チューニングキーなどのアクセサリーを収納できます。フロアタム用フックはナスカンになっているため、激しい演奏をしても倒れにくく、耐久性も申し分ありません。


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MEINL / Stick Sling Bag[MSSB]

「MEINL / Stick Sling Bag」は大容量かつスティック収納部が11ポケットで構成されており、様々な種類のドラムスティックを整理し、取り出しやすい設計です。外側にも楽譜や練習パッド、メトロノームなどを収納できる大きなポケットも搭載、フロアタム用フックもしっかりしたつくりとなっています。ナイロン性ですが、厚めな構造となっているため、長く使用できる耐久性の高さも特徴です。


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MONO / Studio Stick Case[M80-ST]

様々な楽器用ケースメーカーとして人気な「MONO」ですが、ドラムスティックケースも開発しています。ケースメーカーならではの高い耐久性が一番のポイントであり、ブラック、グレーから選べるデザイン性も特徴です。ドラムスティックは10セット(20本)収納可能な大容量タイプ、フロアタムにはゴムを引っ掛けて取り付けます。ポケットなども最低限となっているため、シンプルさと高い耐久性を求めたい人におすすめなケースです。


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Vic Firth / VICPACK – DRUMMER’S BACKPACK

常に大量のドラムスティックを持ち運びたいという方には「Vic Firth / VICPACK – DRUMMER’S BACKPACK」が最も適しています。ドラムスティックケース自体は12セット(24本)収納可能な大容量タイプですが、ポケットなどは省いたシンプル設計。現代のドラマーにとって必要なノートPCなどのアクセサリーをまとめて持ち運べるように設計されたバックパックは、どこに行っても活躍すること間違いなしです。街中でこのバックパックを背負っていれば分かる人には分かるマニアな一品でもあります。


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DIYでドラムスティックケース作りにチャレンジ!

つづみちゃん

ドラマーの中にはレザークラフトを趣味としている方も多いため、自分でドラムスティックケースを作成してしまう方も。既製品には無い自分好みの設計やカスタマイズができるのが一番の醍醐味ですし、何より愛着も湧いていきます。シンプルな設計なケースであれば初心者でも道具さえ揃えられれば、作成自体はそこまで難しくありませんので、気になる方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

手作りのドラムスティックケース


1つのドラムスティックケースを長く愛用するか、複数のドラムスティックケースを用途に応じて使い分けるか、ドラマーによって好みが分かれますが、この記事で紹介したドラムスティックケースはどれを購入しても後悔しないものとなっていますので、安心してお選びください。

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