パーカッションってどんなもの?世界の打楽器一挙紹介![記事公開日]2022年4月8日
[最終更新日]2023年3月24日

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1:パーカッションとは? 2:パーカッションの歴史 3:パーカッションの種類 4:パーカッションを製造する主なメーカー 5:地域別パーカッション紹介  アフリカ  ラテンアメリカ  ヨーロッパ  アジア

ヨーロッパ、アメリカ

アフリカをはじめとする他地域からもたらされたパーカッションが独自の進化を遂げ、より近代的な楽器が生まれたのがこの地域の特徴です。金属を使用して作られた楽器が多く、特にクラシック全般、ポピュラー全般に使われ、現在の音楽シーンに必須と言えるでしょう。皆さんが目にしたり、耳にすることが多い楽器も多いので、パーカッションに興味を持った方はここで紹介する楽器を始めるのもおすすめです。

ヴィブラスラップ

ラテン音楽で使われることの多い「ヴィブラスラップ」ですが、同じくラテン音楽で使われる「キハーダ」を元に作られた楽器です。1967年、LP社により最初の特許商品として生み出され、世界中に広まることとなりました。2重のL字状に加工された金属にそれぞれ木製の球体と箱を取り付け、ぶつけ合わせることで音を鳴らします。効果音としても有名で、楽曲だけでなくテレビ番組などでも聞くことが多い楽器です。

発祥 ジャンル
アメリカ ラテン

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ヴィブラフォン

アメリカのメーカー「ディーガン」が開発したとされており、現在では「ムッサー(ラディック)」「ヤマハ」などが有名。特徴としては鍵盤がアルミ製、音板の下に共鳴用のパイプが並んでおり、他の鍵盤打楽器との1番の違いはモーターにより共鳴音をダンパーペダルでコントロールでき、ロングトーンの演奏も可能になっている点です。マレットで演奏を行い、ダンパーペダルと組み合わせた「ダンプリング」もこの楽器ならではの奏法です。

発祥 ジャンル
アメリカ ジャズ、クラシック

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ウィンドチャイム

古代ローマ時代では青銅でできた鐘を玄関先に吊るし、風により鳴り響いた音が魔除けとされており、これが「ウィンドチャイム」の起源となりました。(日本でいう風鈴です。)楽器として使用されるようになった年代は不明ですが、現在では長さの違う金属棒を木の棒などに吊るした形状をしています。ポピュラー、クラシックなどの様々なジャンルで音を聞くことができます。「グリッサンド」と言われる端から端までを指でなぞるように鳴らす奏法が有名です。

発祥 ジャンル
古代ローマ ポピュラー、クラシック

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カスタネット

日本でも幼児向けの楽器として広く知られていますが、スペイン語の「カスターニャ(栗)」が語源となっています。ギリシャでも栗の木で作っていたとされています。2対の木片を打ち合わせることで音を鳴らし、スペインの民族音楽、そしてフラメンコには欠かせない楽器の1つです。この2対の木片は音程が違い、高い方を利き手で持ち低い方で叩くというのが正しい奏法です。木片には紐がついており指を通すことで持ちやすくなっています。その他にクラシック音楽でも使用されることもあります。基本的には木製ですが、プラスチック製や金属製のカスタネットも存在します。教育楽器としてのカスタネットは従来のカスタネットとは違い、子供でも演奏しやすいよう設計されています。

発祥 ジャンル
スペイン フラメンコ

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カリヨン

世界最大、最重量の楽器が「カリヨン」です。塔の内部に設置されており、鍵盤とペダルを操作することにより音程がついた鐘を鳴らすことができます。「グロッケンシュピール」や「オルゴール」の元になったとされている重要な楽器です。世界各地存在し、日本にも4基ありハウステンボスなどで音を聞くことができます。既存の曲の演奏もすることはありますが、本来は時報が目的という点とカリヨンのための楽譜が存在していることからジャンルを「カリヨン」としました。

発祥 ジャンル
オランダ カリヨン

グロッケンシュピール

日本では一般的に「鉄琴」と称されているのは「カリヨン」をもとにドイツで開発された「グロッケンシュピール」を指します。(ヴィブラフォン等も鉄琴と分類されますが、最もポピュラーなのはグロッケンシュピールです。)共鳴箱もしくは共鳴管の上に鉄の鍵盤を並べ、金属やプラスチック製のマレットで叩き演奏し、「ヴィブラフォン」のようにダンパーペダルが搭載されているものも存在します。似ている楽器として「ヴィブラフォン」や「チューバフォン」(アメリカで開発された鍵盤ではなくパイプ状の鉄琴。現在では制作されていません。)があります。主にクラシック音楽で使用されますが、教育楽器として使用されることも多く、日本ではポピュラーな楽器です。

発祥 ジャンル
ドイツ クラシック

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クロテイル

別称:クロタル。元々は「鉄のカスタネット」とも言われるように、小さいシンバルを重ね合わせて片手で演奏できるようにしたものです。現在ではZildjianやSAIBIANが制作しており、専用のスタンドに13枚のシンバルを並べ、スティックなどで叩き演奏する楽器となっています。クラシック音楽で使われますが、「RUSH」のドラマー、ニール・パート氏などドラムセットの中に取り入れているドラマーもおり、ロックやポップスの中でも聞くことができるでしょう。

発祥 ジャンル
ギリシャ クラシック

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コンサートバスドラム

「コンサートバスドラム」という分類は本来されていませんが、多くのドラムメーカーから使われている名称のため、ドラムセットで使用される「バスドラム」と分けるため分類しています。トルコ発祥の両面太鼓であり、大きいものを差して呼ぶことが多く、楽曲での低音部分を担当する楽器です。フェルトなどの素材を使用したマレットで打面を叩いて演奏し、オーケストラやマーチングなどの演奏形態で使用される楽器です。現在ではドラムセットで使用される「バスドラム」と「コンサートバスドラム」では使用するパーツなどが違うため、別の楽器として開発されています。

発祥 ジャンル
トルコ クラシック

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シロフォン

「マリンバ」と非常に似た構造で木製の鍵盤の下に共鳴管がついており、マレットで演奏します。起源がはっきりとしていませんが、ヨーロッパにあると言われており、初めてオーケストラに取り入れられたのがフランスのため発祥と表記しました。「マリンバ」との違いとして発祥が異なる点以外ではオクターブが違う、本体やマレットに使われる素材が違う、「マリンバ」よりも硬く高い音が特徴という点が挙げられます。表現力やアンサンブルのしやすさにおいてポピュラーになっているのは「マリンバ」と言えます。

発祥 ジャンル
フランス クラシック

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シンバル

1618年、トルコの錬金術師であったアベディス1世が初めて作り上げ、「Zildjian」の名を授かったことが発祥です。複数の金属を溶かし薄いシート状にした楽器で、現在では様々な種類が開発され、ほとんどの音楽で使用されている楽器の1つです。ここではいくつかのシンバルを簡単に紹介します。
「ハイハット」・・・足で開閉が出来るビート刻むシンバル。1920年代にベイビー・ドッズ氏によって開発された「ソックシンバル」が原型。
「クラッシュ」・・・アクセントとして鳴らすシンバル。両手で持ってぶつけ合わせることで鳴らすものは「コンサートシンバル」と言われています。
「ライド」・・・「ハイハット」と同じくビートを刻むためのシンバル。「クラッシュ」として使用することもあります。
「スプラッシュ」・・・エフェクトシンバルの1種。アクセント用ですが、サスティーンが短いため、「クラッシュ」よりも抑えたい時などに使用する。
「チャイナ」・・・中国のシンバルをもとに作られたエフェクトシンバル。「クラッシュ」よりも目立たせたい時に使用する。

発祥 ジャンル
トルコ ポピュラー、クラシック全般

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スライドホイッスル

別称:ピストンフルート、ジャズフルート。現在の形になったのは19世紀のイギリスと言われています。棒状の笛で内部にある針金を上下させることでピッチをコントロールできます。シンプルですが、演奏は非常に難しく楽曲に取り入れられることは珍しいでしょう。玩具として扱われることも多い楽器です。

発祥 ジャンル
イギリス ポピュラー

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スレイベル

別称:ジングルベル。「ベル(鈴)」に分類される楽器は非常に多いですが、この「スレイベル」は代表的なものの1つです。板や棒などに鈴を取り付けて振ることで音を鳴らす楽器で、誰でも簡単に演奏することができます。クリスマスに演奏される楽曲のほとんどに使用されています。近いものとして日本で神具として用いられる「神楽鈴」と呼ばれるものもあります。

発祥 ジャンル
ヨーロッパ ポピュラー、クラシック

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タンバリン

「フレームドラム」の1種。側面にジングルがついており、ヘッドが張られていますが、中にはフレームだけのものも「タンバリン」に分類されます。基本的には手で叩いて演奏しますが、指、肘、膝、腰など体にぶつけて音を鳴らすこともあります。ドラムセットに組み込みスティックで叩いたり、ハイハットを踏むときに一緒に鳴らしたりすることも珍しくありません。

発祥 ジャンル
中近東 クラシック、ポピュラー

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チューブラーベル

別称:チャイム。金属製の長さの違うパイプを「鐘」として並べ音階をつけた楽器です。1860年〜70年の間にフランスで生まれたとされています。クラシックで使用されることがほとんどですが、ポップスなどにも効果音的に使われることもあります。国内でもテレビなどで使用されており、聞き馴染みがあることでしょう。

発祥 ジャンル
フランス クラシック、ポピュラー

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ティンパニ

クラシック音楽を代表するパーカッションといえば間違いなく「ティンパニ」でしょう。起源とされているのはアラビアの「ナッカーレ」という楽器ですが、ヨーロッパで「ティンパニ」としてクラシック音楽に取り入れられることになりました。特に20世紀以降は主役楽器として活躍することになり、現在ではクラシック音楽に欠かせない楽器の1つです。主に銅製のシェルに皮を張った4個の大型太鼓を、マレットで叩いて演奏します。オーケストラや吹奏楽で見かけることも多いでしょう。

発祥 ジャンル
ヨーロッパ クラシック

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ティンホイッスル

アイルランドの伝統的な音楽「アイリッシュ」で使用される6つ穴の縦笛を「ティンホイッスル」と言います。12世紀から存在していると言われています。元々は真鍮や青銅で作られていましたが、現在ではプラスチック製のものも多く流通しています。非常に特徴のある音色のため、「アイリッシュ」以外でもポピュラー楽曲に使用されることも少なくありません。

発祥 ジャンル
アイルランド アイリッシュ

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テンプルブロック

日本の「木魚」をルーツとする楽器です。初期の頃は「木魚」のような形をしていましたが、現在では箱型のものが多く流通しています。「ウッドブロック」よりも音階がはっきりしており、複数個並べて演奏することがほとんどです。ジャズドラマーが使用していたことが多く、現在ではクラシックやポピュラー音楽でも使用されるようになりました。

発祥 ジャンル
日本 ジャズ、クラシック

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トライアングル

基本的には金属の棒を三角形に折り曲げた形状をしており、金属の棒で叩くことで演奏します。シンバル並みの音量を出すこともできる楽器のため、コントロールが難しく、複雑なリズムも必要とされます。一般的には教育楽器としての側面が強いので難しい楽器という印象はあまりないでしょう。

発祥 ジャンル
トルコ クラシック

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ドラムセット

1860年代に「ダブルドラミング」という複数のドラムを演奏するスタイルが生まれ、1894年に「ディー・ディー・チャンドラー」氏が足を使用して「ダブルドラミング」をしてドラムセットの原型になったと言われています。その後ドラムメーカー「Ludwig」によりドラムセットが誕生し、現在の形になっていきました。現在では最も有名なパーカッションとなっており、バンド演奏などでは必須、オーケストラやマーチングなどの演奏形態でも「ドラムセット」は多用されています。

発祥 ジャンル
アメリカ ポピュラー、クラシック全般

ドラムの歴史

ハンドパン

別称:ハング、ハングドラム。まだ歴史は浅く、2000年にスイスの「パンアート社」が開発した楽器「ハング」とそれに似た楽器が「ハンドパン」と呼ばれています。「スチールパン」が原型となっていますが、音色も大きく異なり「ハンドパン」はその名の通り手で叩く楽器です。他楽器との合奏はあまり見かけることがなくハンドパン単体で演奏することが多く、よく演奏されているジャンルとしてはヒーリングミュージックが挙げられます。

発祥 ジャンル
スイス ヒーリング

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ハンドベル

別称:イングリッシュハンドベル。17世紀ごろ、イギリスで教会のタワーベル(カリヨンに似ている楽器です。)を練習するために生まれた楽器です。柄のついた青銅製のベルの中に振り子を内蔵し、振ることで音を鳴らします。アメリカで発展し、複数人で演奏する現在の形態になりました。シンプルな楽器ですが、奏法も多数あり奥の深い楽器と言えるでしょう。讃美歌などの教会音楽で使用されていましたが、現在では教育楽器としてや音楽療法に用いられることもある楽器です。

発祥 ジャンル
イギリス 教会音楽、ポピュラー

https://www.youtube.com/watch?v=LyFmJxApKRA

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フレクサトーン

1920年頃にイギリスで生まれ、アメリカで命名された楽器です。先端に球状の金属がついた棒を薄い金属の両面に取り付けてあり、振ることで球と金属をぶつけ合わせ音を鳴らす仕組みです。持ち手として枠がついており、枠を曲げることでピッチをコントロールすることができます。主にクラシック音楽で使用されています。

発祥 ジャンル
イギリス クラシック

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ボーンズ

アイルランド発祥でアメリカに伝わった楽器です。動物の肋骨を片手で2つ持ち(指の隙間に挟む)ぶつけ合わせて演奏します。現在では木製のものが多く流通しています。アイリッシュはもちろんですが、ブルースやブルーグラスなどのジャンルでも用いられます。シンプルですが、演奏が難しい楽器の1つです。

発祥 ジャンル
アイルランド アイリッシュ

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アジア、オセアニア

アフリカや南米、西洋で発展した楽器は多くありますが、アジアやオセアニアでも独自に進化した楽器が多数存在します。音楽の発展としては西洋の方が盛んだったため、この地域の楽器は国独自の音楽ジャンルを演奏するための楽器が多いですが、現在でも受け継がれているものが多くあります。また、木魚から生まれたテンプルブロックなど、他地域へ発展していった楽器もあります。

コーン・ウォン

円状に作られたラタンでできたフレームに鐘を並べ、演奏者は座った状態で叩きます。16個の鐘を取り付けた「コーン・ウォン・ヤイ」と18個の鐘を取り付けた「コーン・ウォン・レク」の2つの種類があります。国内では見かけることもほぼなく、手に入れることも難しい楽器ですが、アジアを代表するパーカッションの1つです。

発祥 ジャンル
タイ タイ音楽

シンギングボウル

チベットの僧侶が瞑想、精神統一するために使用されたことが起源とされています。お椀状の金属の縁を棒で擦ることで音が鳴ります。独特かつ不思議な音が特徴で、癒し効果や集中力を高める効果があると言われています。楽曲に使用されることはほとんどありませんが、ヨガやセラピーなどで幅広く使われています。

発祥 ジャンル
チベット ヒーリング

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スリットドラム

オセアニアは「スリットドラム」発祥の地として最も有力な候補の1つです。スリット(切り込み)を入れた木を打楽器としたのが始まりで、現在ではこのスリットが入ったパーカッションを総称しています。木製のものから金属製のものまで様々な種類が開発されています。スリットを入れることで音階がつき、リズムだけでなくメロディも表現できるのが特徴です。種類が豊富で価格帯も様々なので選びやすい楽器とも言えます。

発祥 ジャンル
オセアニア ポピュラー

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タブラ

高音用の「タブラー」と低音用の「バーヤ」を組み合わせたものを「タブラ」と言います。タブラーは木製、バーヤは金属で作られており壺に皮を貼ってある形状です。チューニングも可能であり、演奏しながらピッチをコントロールするのも特徴の1つです。

発祥 ジャンル
インド インド音楽

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チャング

日本の鼓よりも大きく先端が丸くなっている「クングルチェ」と言われるバチと竹製の「ヨルチェ」と言われるバチで演奏すします。元々は宮廷音楽や農楽など民族楽器として用いられており、現在では韓国の伝統的な楽器を用いた現代音楽「サムルノリ」で使用されます(別称:チャンゴ)。

発祥 ジャンル
朝鮮半島 サムルノリ

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元々の起源はインドとされていますが、中国を経て7世紀頃に日本に伝播し、やがて日本の楽器としての小鼓、大鼓となりました。肩に乗せて手で叩くのが一般的な奏法です。様々な日本古来の音楽で使用されてきており、現在でも能楽をはじめとした伝統音楽で演奏されています。

発祥 ジャンル
日本 能楽

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銅鑼

古代ジャワ、スマトラから伝わった楽器ですが、現在の形状になったのは中国と言われています。中国の宮廷音楽である「宴楽」などで使用しており、日本での「銅鑼」は合図などに使われていました。現在ではロックバンドが使用したり、クラシックで使用されることもあり未だ現役の楽器です。

発祥 ジャンル
中国 宴楽

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拍子木

ラテン楽器の「クラベス」に似ていますが、「拍子木」は日本の伝統的な楽器の1つです。「クラベス」とは使う木材が違うため、見た目も白く、音色も違います。雅楽や祭囃子以外でも相撲、紙芝居、舞台など日本の様々な場所で使用されてきました。現代音楽でも取り入れられることがある楽器です。

発祥 ジャンル
日本 雅楽、祭囃子

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マンジーラ

フィンガーシンバルとも言われる2対の小型のシンバルが紐で繋がっている形状で、両手で持ってぶつけたり、擦ったりして演奏します。インド発祥ですが、タイやチベットなど東〜南アジアにかけて広く使われていたようです。

発祥 ジャンル
インド インド音楽

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木魚

仏教で読経をする際に使用されているのが木魚です。楽器としての印象はない方がほとんどだと思いますが、リズムを刻んでいるので歴とした楽器です。「テンプルブロック」の起源としても有名で、歌舞伎やジャズなどに取り入れられることもあり、海外で人気のあるパーカッションの1つです。現在は国内で生産しているものもありますが、海外産のものも多く流通しているようです。

発祥 ジャンル
日本 読経

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ラナート

タイの木琴、鉄琴の総称であり、木製で高音域を担当する「ラナート・エク」と低音域を担当する「ラナート・トゥム」、金属製の「ラナート・エク・レク」「ラナート・トゥム・レク」の4種類があります。舟形の共鳴箱に鍵盤を乗せ、木製のバチで叩いて演奏します。近隣諸国でも似たような楽器が生まれており、ミャンマーの木琴「パッタラー」などがあります。

発祥 ジャンル
タイ タイ音楽

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和太鼓

縄文時代には存在し、情報伝達に用いたとされています。音楽の発展と共に楽器としての役割が強くなり、現在では伝統音楽だけでなくポピュラー音楽に使用されたり、和楽器演奏集団の「鼓童」による海外公演などが行われ、世界的にも知名度がある楽器の1つです。

発祥 ジャンル
日本 雅楽、歌舞伎

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この記事に載っているパーカッションはほんの一部、世界にはもっと様々なパーカッションが存在します。
そして新たに発見される過去のパーカッションやこれから発明されるパーカッションも楽しみですね。
気になるパーカッションがあったら是非チャレンジしてみてください!

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